失敗したくない心Ⅱ | 転機は、無自覚に描いた人生脚本を描き直し、人生の成幸者になるための絶好の機会。

転機は、無自覚に描いた人生脚本を描き直し、人生の成幸者になるための絶好の機会。

禅(ご縁・縁起)×キャリア(自分らしい生き方の探求)×心理学(自分を知り他者を知る)⇒自分の起点に沿った豊かな未来を自らが創造。過去の観念や想念から出来上がった人生脚本を描き直し、自らの手で未来を創造し、ありたい姿を手に入れることができる新時代のメソッド。

成功者と言われている人は、過去に大きな挫折や
失敗を乗り越えてきている。
その時に手を差し伸べてくれる人がいた。
私にはそういう人がいなかった。
その違いは何なのか?



そんなことを前回書きました。



その違いは、自分が人のことをどう思っていたのか?
その前に、自分が自分のことをどう思っていたのか?



私は自分のことが大嫌いでした。



よって、きっと周りの人も私に好意は持ってないで
あろうと無意識で思っていました。



そして、周りの人に好意を持ってもらえるためには、
誰からも尊敬される立派な人間にならないと
いけないと思っていました。



だから、失敗はできませんでした。



失敗したとしても、自分が悪いのではなく、
周りがいかに悪いのかを証明することに躍起になってました。



失敗しそうなことがあったら、そのことをやることが
いかに無意味であるか、という主義主張をしていました。



そして、失敗する人を見たら、内心喜んでいました。



周りが失敗することで、私の株が上がってくることを期待していたからです。



そんな奴、信頼しますか?



何よりも、自分自身がそんな奴を信頼しません。



よって、人も同じようなことを考えているであろと思うので
人のことも信頼できません。



わかりますよね。
私が最悪の時、誰もが離れていった原因はここにあるのです。



一方、最悪の時でも手を差し伸べる人が現れる人は?



全く、私の逆です。



まずは、自分の失敗を人のせいにはしません。



自省して、改善して、再度チャレンジしていきます。



そして、仲間の失敗を見たら、何か自分にできないかを考え
できる範囲でサポートしようとしています。



そういう行為をしている自分を知っているのは自分です。



そういう自分を信頼しています。



要は、いざというときに手を差し伸べてもらえる
人間関係を作っている人とは、『自己肯定感』が高い人なんです。



『自己肯定感』が低いと、私のように失敗を恐れます。



そして、自分にしか目がいかなくなるため、人との
良好な人間関係が築けないのです。



失敗を恐れる心が強い人は、まずは、自己チェック。



『自己肯定感』が低いことにより、そのことが原因で
あらゆる不快な出来事を呼び込むのですから。