自分目線の弊害 | 転機は、無自覚に描いた人生脚本を描き直し、人生の成幸者になるための絶好の機会。

転機は、無自覚に描いた人生脚本を描き直し、人生の成幸者になるための絶好の機会。

禅(ご縁・縁起)×キャリア(自分らしい生き方の探求)×心理学(自分を知り他者を知る)⇒自分の起点に沿った豊かな未来を自らが創造。過去の観念や想念から出来上がった人生脚本を描き直し、自らの手で未来を創造し、ありたい姿を手に入れることができる新時代のメソッド。

「男らしく強く生きなければ誰からも愛されない」




幼少体験から培った観念は、若い頃には役に立ちました。




若い頃の特権は、自分を前面に出すことが許されたからです。




自分のことを一番に考え、人のことは二の次でも、

「まあ、若いから仕方ないよな」

と、周りの年長者から許されてきたのです。




しかし、20歳代も後半になってきますと、ある程度の責任が

出てきます。後輩もできるので、自分だけのことを考えるわけ

にはいかないのです。




しかし、ついつい自分を中心に考えてしまうのが人間。




そうさせてしまうのが、観念や思い込みなのです。




私の場合は、「男らしく生きなければ誰にも愛されない」という

観念に縛られていました。




周りから愛されたいという意識は、自分に視線が向いているということです。




それは、人の対しての意識が向いていないということになります。




仕事とは、顧客の課題を解決する、あるいは、顧客のありたい姿

を達成するためのお手伝いをすることです。




また、組織とは、自分の価値観・考え方と仲間の価値観・考え方

をいかに融合させ、力を併せて顧客満足度を追求することです。




即ち、相手の立場になって物事を考えていく、他者目線が必要なのです。




私は、残念ながら、この大切な他者目線を身につけれないまま、

30歳代を迎えたのです。




20歳代のように、社会も世間も、自分目線の人間を受け入れては

くれません。




そういうことが原因で苦難の30歳代を送ることになるのです。




具体的に言うと、・・・・・。




長くなりそうですので、この続きは次回(2/23)にて。