豊かさとは、経済的な指標だけで見るものではないと思います。
経済的にはもちろん、精神的にも社会的にも豊かであってこそ、
充実した人生になるのだと思います。
では、豊かさの基準があるのか?
一昔前は、年収1000万円が成功者のひとつの目安でした。
果たして、年収1000万円を得たこと自体が豊かさなのでしょうか?
年収1000万円というのは、ただの結果論。
顧客目線で考え、顧客に喜んでいただける商品、あるいは
サービスを提供して、その価値を認めてもらえたことが喜び
であり、真の豊かさだと思うのです。
結果よりも、自分自身が本当に良いと思う商品やサービスを
それを欲しいと思う人たちに、理解していただき、支持していただけた
ことに価値があり、それにより精神的・社会的な豊かさを得るのです。
その結果、経済的豊かさが手に入るのです。
よって、まずは自分の扱うものに対して、愛着があるのか?
そして、あらゆる手段を使い、それを必要としている人たちへ
その情報を伝えていく使命があるのです。
そのモチベーションやエネルギーはどこから湧きあがってくるのか?
それは、自分がどういった人生を歩みたいのか?
そのために、どうなりたいのか?
要は、心からの『ありたい姿』から、湧きあがってくるものなのです。
それは、別の言い方をすれば、自分の本質を知るということ。
即ち、本来の自分をきちんと知る、ということです。
自分の心からの想いに耳を傾けて、それに従って生きることが
結果的に、豊かな人生を育んでいきます。
ただ、本来の自分、って?
すんなりと、自分とは何者か?を語れる人はそう多くないと
思われます。
本来の自分を見失わせてしまっている正体は何か?
それは、観念や思い込み。
そのことにつきましては、次回(2/20)にて。