AIM の世界セイハ日記 Back in California -272ページ目

明るすぎた東京の夜

エイムの世界セイハ日記 <デンマーク篇>-Cherry Tree 2011


あまりたいしたことをしなかった週末でしたので、つまらない写真になってしまいますが、これ、コペンハーゲンの公園内にあるもうすぐ咲きそうな桜の木です。

あと、2週間すると、恒例のSakura Festivalがあり、お友達を誘って一緒にお花見をする予定です。ワクワク。去年は、咲かない桜を見ながらの、フェスティバルでいしたが、今年はちゃんとつぼみが開くといいなあーと思います。コペンハーゲンに住むみなさんもお見逃しなく。

Sakura Festivalのサイト:http://www.sakurafestival.dk/index.php

今日からまたお仕事に戻りましたが、今週は、イースターウィークということもあって、半分の会社員がいなかったのと、クッキーモンスターもお休みでしたので、静かな仕事場となりました。

そんな、ひっそりとした仕事場で、下のような記事をネットで読みました。

東日本大震災から1カ月近くが過ぎた4月上旬、東京都内の駅構内で「地下鉄の暗さ」について、2人の中年男性が気になる会話をしていた。

「震災以降、東京の地下鉄はまるでロンドンのように暗くなった」

「ヨーロッパを旅すれば分かるけど、駅の構内はこんなもの。この暗さにもだんだん慣れてきた」

企業や家庭で進められる節電の励行。夏場に向けた電力抑制を控え、まちの暗さを受容する感性はさらに歓迎されていいはずだ。

昼から夜へ、明るさの谷間に当たる「たそがれ時」に対する意識は、国民性や気候風土が反映される。日本の夜の明るさや派手なライトアップに長年、疑問を投げかけてきた東京工大の乾正雄名誉教授(建築工学)によると、日本では日没の1時間前に照明をつけるが、ヨーロッパではほぼ日没の頃。明るさの余韻を惜しむかのように照明をなかなかつけないという。

過度に明るい夜間の環境が「人に常に動き回ることばかりを強いて、じっと考える能力を喪失させたことはうたがいようがない」と、、、、。(乾名誉教授)


アメリカ人の生徒を日本に連れて行ったとき、みんなが口をそろえて、渋谷が一番好き、と言っていたのを覚えています。ちょうど、春の暖かい時期の薄暗い夕方、渋谷の交差点を渡ったとき、ネオンライトが次々とつき、街全体がまぶしくて、エネルギーに溢れていたから、みんな印象に残っていたのかなっと思います。

ヨーロッパ人のNくんを2年前、初めて渋谷に連れて行ったときは、「こんなにエネルギーの無駄遣いして、よく平気でいられるね。」と言っていました、、、。N家族も、こうこうと光る渋谷、新宿の写真を見て、同じリアクションだったのを覚えています。

どの国で生まれ育ったかによって、印象が違うわけだけれど、ヨーロッパ人の資源の無駄に対する意識はとても高いということに気づかされました。

デンマークは、水の節約にお風呂につかる文化も遠い意昔に捨てた国です。スーパーへは、みんな持参のショッピングバックで買い物をして、自転車に乗って家へ帰ります。家では、自然食を使って、家族で一緒に料理をして、夜は電気を消して、キャンドルライトに火を灯して、ソファーでゆったり過ごします。

日本のようにこんなにリスクの多い土地で、この明るすぎた東京都内の電力を支えるために、原子力発電所が50以上あるということに誰も疑問に思わなかったのが不思議です。

大きな災害がなければ、誰も疑わなかった、日本人のsomething extraな生活。居心地がよすぎて忘れていたけれど、これを機会にいろんなことがベーシックに戻ればいいなあと思います。

なぜか、節電に節制する我々。現在、夜の9時半、わたしは、鳥目なのでいろんなものが見えません、、、、、得意げ