四半世紀ヘアスタイリストが教えるキレイの小ネタ集 -2ページ目

四半世紀ヘアスタイリストが教えるキレイの小ネタ集

美容業界を25年かけてタテにもヨコにも深掘りしてきました。
いつでもその原動力となってきたのは、「相手のよろこぶ顔」。
そんなわたしが長年のキャリアで培ってきた「キレイになれるエッセンス」をお届けします♪
あなたの笑顔につながりますように。

前回は、「白髪が数本しかない時期」~「白髪がチラホラ出始めた時期」のヘアカラーの楽しみ方を解説しましたニコニコ

 

まだ読んでない人はこちらからどうぞウインク

下差し下差し下差し

 

 

 

続いて今回は、「白髪が本格的に目立ち始める時期」~「白髪の割合が半分以上を占める時期」についてお話していきます照れ

 

 

 

白髪が本格的に目立ち始める時期のヘアカラーの楽しみ方

 

 

白髪の割合

全体の10~30%程度。

感覚的には半分くらい白髪になったような気になりますが、まだ1/3以上は黒髪の状態

 

特徴

・40代後半~50代半ばくらい

・遠目から見ると白髪と黒髪が混ざってグレーっぽく見える

・襟足は黒いままのことが多い

 

 

 

白髪を「隠す」から「活かす」にシフト

 

白髪の量がある程度増えたら、今までのように「隠す」のではなく、「活かす」カラーデザインにシフトしてみてはニコニコ星

 

「天然のハイライト」として白髪を捉えれば、オシャレの幅はグッと広がりますよウインク

 

 

具体的な方法

・ヘアカラーの"ムラ”を楽しむ

出典:kakimoto arms

 

ヘアカラーをしても、黒髪と白髪では染まりあがりの色が違ってきます。

ところがこの"ムラ"、白髪の割合が10~30%になると、ちょうどいいバランスに見えるのですびっくりマークウインク星

 

2色がバランスよく混ざり、奥行や束感が出てオシャレ!チュー

 

 

 

(人工的に)ハイライトを入れて白髪をカモフラージュする

 

出典:ワンズプレイス

 

白髪は、なかなか思ったように均等に生えてくれません。

部分によって多かったり少なかったり…。

 

そこで、白髪が全体的にまんべんなく行き渡っているように見せるため、美容室でハイライトを入れてもらいます。

 

天然+人工のハイライトが組み合わさって、完成度の高いヘアカラーができあがり!おねがい

 

 

 

 

白髪の割合が半分以上を占める時期のヘアカラーの楽しみ方

 

白髪の割合

全体の約50%

 

特徴

・50代後半以降

・遠目から見るとほとんどが白髪に見える

・襟足は白髪の割合が少ない

 

 

 

白髪に残る「黄み」を消すヘアカラー

 

 

出典:THE ORDER

 

黄色人種である日本人の髪は、白髪にも若干の黄みが残りやすいものです。

そこで、「色味を足す」ためでなく、「余分な色素を消す」ためのヘアカラーをします。

 

具体的な方法

全体的にうすーい紫で染めると、黄みが打ち消され、キレイな純白の白髪に染まりあがります。(紫みはほぼ出ません)

 

このヘアカラーをすることで、一見何もしていないように見えるのに、クリアで上品な髪色を演出できますよニコニコ

 

 

白髪を「魅せる」ヘアカラー

 

 

今までは、「白髪をどうやっつけるか」を考えてヘアカラーをしてきました。

 

これからは、せっかくある白髪をどう楽しむかを考えましょウインク

 

白髪のいいところは、「どんな色でもキレイに染まる」ところ。

 

 

黒髪の中には、赤やオレンジ、黄といった色素が複雑に入っていて、思うような色味に染めるのはなかなか大変。

 

でも白髪は、染めたい色のヘアカラーをそのまま塗るだけでキレイに染まりますニコニコ

 

 

おススメの色味

・淡いグレーやベージュ

 

出典:pinterest

出典:美的.com

 

 

・透明感のあるアッシュ系ヘアカラー

出典:KYOGOKU SALON

 

 

 

まとめ

 

白髪が本格的に目立ち始める時期のヘアカラーの楽しみ方
・ヘアカラーの"ムラ"を楽しむ

・白髪を天然のハイライトとして楽しむ

 

白髪の割合が半分以上を占める時期のヘアカラーの楽しみ方

・白髪に残る「黄み」を消すヘアカラーをする

・白髪を「魅せる」色味で楽しむ

 

 

白髪は、増えるにつれ楽しみ方が広がりますニコニコ

「隠す」から「魅せる」へ。

 

白髪染めをもっと自由に捉えて、いろんなヘアカラーに挑戦してみてくださいねびっくりマークウインク