白髪の量によって、適切なヘアカラーは変わります
白髪が増えても、それぞれの楽しみ方を知っていれば怖いものなし
ということで、「白髪が増えるにつれてヘアカラーを上手に変化させるロードマップ」を今回から2回に分けてご紹介します
第1回目の今日は、
「白髪が数本しかない時期」~「白髪がちらほら出始める時期」のヘアカラーの楽しみ方について解説します
さっそくチェックしてみてください
白髪が数本しかない時期のヘアカラーの楽しみ方
白髪の割合
まだまだ全体の0.1%に満たない
特徴
・30代半ば~40歳手前くらい
・分け目やつむじ周りに何本か白髪が見受けられる
「まさか自分に白髪が生えるなんて…」
生え際やつむじ周りに出てきた白髪を発見すると、すぐに頭をよぎるのが、
「これって、白髪染めしなきゃダメ…」
という考え。
でも、このギモンに対する答えは「NO」です
ありありと目立つ白髪も、他人から見れば、「全く気付かない」レベル。
自分が思うほど、周りはその数本の白髪に目を凝らしてチェックしていません
黒髪の中に白髪が混ざっていると、コントラストが激しくて目立ってしまいますが、ブラウンの中に白髪が混ざると、ほとんど見えなくなります。
当分は、今まで通りオシャレ染めを楽しみましょう
白髪がチラホラ出始める時期のヘアカラーの楽しみ方
白髪の割合
意外にこの段階でも1~5%程度。
白髪は目立つので多く見えるが、実際はまだそんなに多くない。
特徴
・30代後半~40代半ばくらい
・とくに顔周りや表面の白髪が多くなり、はっきりと認識できる
・鏡を見るたび目につくようになる
・白髪が原因で若さへの自信が揺らぎ、いちばん悩む時期
「普通のヘアカラーでは白髪が隠しきれない」と感じたら、そろそろ白髪染めデビューも考えましょう
白髪染めデビューする目安
ヘアカラーした直後でも、「白髪だけが浮いてキラッと光って見える」のが気になる
具体的な方法
・暗めの色で白髪をしっかり染める
暗く、濃い色は、白髪をきっちりカバーしてくれます。
・普通のヘアカラーに白髪染めを混ぜて白髪をぼかす
カラー剤の中に、白髪染めを10~20%くらい混ぜることで、「白髪の浮き」が目立ちにくくなります。
向いている人
・暗めのヘアカラーでもOKって思える人
・頻繁に髪色をチェンジしない人
濃い色にすると、ヘアカラーをガラッと変えるのがむずかしくなります
デメリット
今まで染めていた色よりも、どうしても暗くなってしまう
いつもより明るめに染めて白髪をぼかす
白髪と白髪以外の対比が目立たないくらい、明るく染めてぼかすやり方です
具体的な方法
ベージュ、ブラウンなどは色素が安定していて、明るめでも白髪をぼかす力があります。
その2色をベースに、アッシュ(ブルーっぽい色)やピンクなど、お好みのニュアンスカラーを混ぜてお楽しみください。9レベル以上推奨。
向いている人
・職場などのヘアカラーの自由度が高い人
・自宅でトリートメントをこまめにする習慣のある人
明るめのカラーをくり返すと、どうしても髪がパサつきやすくなります。できればトリートメントで毎日保湿をしたいところ。
とはいえ、「シャンプー→トリートメント→コンディショナー」の3工程を習慣づけるのは大変ですよね。そんな時はコンディショナーを省いてもOK。トリートメントにもコーティング力があるので問題なしです
出典:folk
根元2センチを濃いめの色で染めて、そこから先は明るい色に繋げる。という染め方。
一番気になる根元は確実に染めつつ、全体的には明るく見せることができます
まとめ
白髪が数本しかない時期のヘアカラーの楽しみ方
白髪染めデビューはせず、当分今まで通りのヘアカラーを楽しむ
白髪がチラホラ出始める時期のヘアカラーの楽しみ方
①白髪染めデビューする
・いつもより濃いめの色できっちり白髪カバーする
・普通のヘアカラーと白髪染めを混ぜて白髪をぼかす
②いつもより明るめに染めて白髪をぼかす
ベージュやブラウンをベースに、9レベル以上の髪色で白髪を目立ちにくくする
次回は、「白髪が本格的に目立ち始める時期」~「白髪の割合が半分以上を占める時期」のヘアカラーの楽しみ方を解説します
お楽しみに