「白髪が気になるのに美容室へ行けない!」
そんなときは、自宅で白髪染めのリタッチ(前回のヘアカラーから日が経って伸びた根元の部分だけを染めること)を済ませたくなりますよね
でもホームカラーを失敗すると、なかなか元通りのキレイな色にはなりません
次の2つに注意して染めましょう
①前回サロンで染めたよりも少し明るめの色を選ぶ
②クリームタイプのカラー剤を選ぶ
それぞれ解説していきます
前回サロンで染めた色よりも少し明るめの色を選ぶ
その理由は、次回、美容室で染め直ししてもらいやすいから。
ホームカラーNGあるある:前回サロンで染めた色より暗い色で染めてしまう
自宅で白髪染めのリタッチをするときのNGあるあるに、前回美容室で染めた色より暗い色で染めるがあります。
しっかりと白髪を染めたいばかりに、濃い色を選んじゃうんですよね
気持ちはとっても良く分かります
でも、暗い色で染めてしまうと、
・塗りやすい表面や顔周りはガッツリと暗くなる
・塗りにくい内側は染まってない
って状況になります
ところどころ暗くなった髪色は、次回美容室で染めてもムラが直りません…
なぜならヘアカラーは、
・明るい色を暗くするのはカンタン
・暗い色を明るくするのは至難の業
という特徴があるからです。
なので、次回サロンで染め直すとしても、
・暗い部分に合わせて全体的に染め直す
・少々のムラは目をつぶって、希望の色に染める
くらいの対処しかできません…
ブリーチを使って無理やり剥がす方法もありますが、かなりダメージが進んでしまいます
前回サロンで染めた色よりも少し明るめの色で染めた場合
では、前回美容室で染めた色よりも少し明るめでリタッチしたらどうなるのでしょうか
この場合は、割と簡単に手直しができます。
次回、サロンで少し暗めに染め直してもらえば、ムラなくキレイに修正できます
さらに言えば、前回と同系色のカラー剤だとベリーグッドです
「明るめの色だと白髪の染まりが甘くて、キラッと光るのがイヤ!」
と言いたい気持ちも分かります
が
白髪は、地毛の黒髪の中に混ざっていると目立ちますが、
染めた髪色の中に混ざっていると、ぱっと見では見分けがつかないほど馴染みます。
白髪の染まりの甘さは、自分が気にするほど、他人さんには見破られないものですよ
長い目で見たら、明るめのヘアカラーで次回のサロン訪店まで繋ぐほうが断然キレイな状態を保てます
クリームタイプのカラー剤で染める
ホームカラーには、
・クリームタイプ
・泡タイプ
・乳液タイプ
といろんな形状があります。
自宅で白髪染めのリタッチをするなら、迷わずクリームタイプを選んでください
なぜなら、
①狙ったところだけを染めやすい
②こってりした質感で白髪にとどまってくれる
からです。
他のタイプのカラー剤はテクスチャーがゆるく、本当は染めたくない髪の中間や毛先にまで液だれしてしまいます。
クリームタイプなら、狙った根元にカラー剤がとどまって、余計な範囲まで広がりません。
しかしデメリットとして、一か所にとどまりやすい分、ムラになりやすいという点もあります
なので、先ほどお伝えした通り、
・前回染めた色よりも少し明るめ
・同系色
のルールを守って色選びをすることが大事です
カラー剤の塗り方のコツ
カラー剤の塗り方のコツは、
・できるだけ根元のカラーしてない部分だけを染める(髪の中間や毛先までカラー剤を伸ばさない)
です
NG例
OK例
自宅で染める範囲が狭ければ狭いほど、次回、サロンでの手直しがしやすくなります。
まとめ
「忙しくて美容室に行く時間がない」
「担当スタイリストの予約がなかなか取れない」
「コロナ感染リスクを考えて外出を自粛している」
人それぞれ、色んな事情がありますよね。
そんなときは、下の2つのポイントに注意してホームカラーで繋いでみてください
失敗のリスクをグンと減らせますよ
①前回美容室で染めた色よりも少し明るめの色を選ぶ
②クリームタイプでできるだけ髪の中間や毛先にカラー剤が付かないように塗る
ぜひお試しください