人生を、自分自身が舵をとって進もうとするすべての人のことをリーダーと言ってます。

 

 

歴史は教養ですよ〜真顔

 

 

 

で、ただの教養にしないのが「リーダーのための歴史教室」。

 

あなたはリーダーで、あなたが歴史を作る主人公なのです。

 

 

 

<今日のあらすじ>

清は各国から美味しいケーキとみなされ、半植民地状態になりました。国内では保守派と革命派が対立、民衆はさらに疲れ果てて、そこへ新たな宗教系秘密結社が生まれたのです。

 

 

 

 

さて、日清戦争の後、清は各国から「なあんだ、清て、弱いね」っていうレッテルを貼られてしまいました。そして、各国は清の植民地化に動き出します。

 

 

 

 

これ、アジアの地図です。ね、この、豊かな場所を取れるとわかった国々は、ウハウハしますよねヽ(*´∀`)ノ キャホーイ!!

 

 

今までこのユーラシアにそれなりの存在感を示していた国ですからね。伝統技術も優れているし。それが手に入るならば。

 

 

ちなみに日本は日清戦争の後、

 

 

この地図の「遼東半島」を手に入れましたが、三国干渉(ロシア、フランス、ドイツ)があって返還することになりました。さすがにこの三国相手では勝ち目がないと判断。

 

 

 

その後清は租借という形で各国に分割されて行きました

 

 

 

こうして中国は半植民地状態になりました。この、上の地図に「鉄道」ってありますよね、利益を生む事業だったわけです、さらに、その鉄道のある土地も支配できるわけで、各国はこの利権欲しさにこぞって進出しました。

 

 

 

 

 

 

さて、当時、日本は明治維新最中。こんな反植民地化状態になった清国内では一部から「洋務運動のやり方が悪いんじゃないの?日本見習おうよ」という声が上がり、変法運動を進めようという動きが出てきました。

 

 

 

変法運動とは王朝で続けられてきた政治制度を変えようという運動で、いわば革命みたいなものでした。当然反発が起こり、1898年、戊戌(ぼじゅつ)の政変という、保守派のクーデターによって失敗に終わりました。

 

 

さらに、革命派は革命派で清朝打倒を目指して武装蜂起しましたがことごとく失敗。

 

 

一方民衆はというと、南京条約に始まった不平等条約のせいでキリスト教の布教ために多くの宣教師が我が物顔で入ってきて、さらに他国が鉄道建設を始め、排外感情が高まります。そしてついに民衆がまたも蜂起します。

 

 

 

秘密結社・宗教団体、次の名前は義和団!教会を焼き払い、宣教師を叩きのめし、鉄道をぶっ壊しました。合言葉は「扶清滅洋・ふしんめつよう(清を助けて外国を滅ぼす)」。

 

 

この勢いを使って、半植民地状態から抜け出そうと宣戦布告した清でしたが、、、、結局、自国民を守ろうと鎮圧にきた諸外国(ロシア・日本など8カ国)によってさらに敗北(1900-1901義和団事件)。

 

 

 

↑地面がずいぶん傾いていると思いたくなるほど、日本人小さいねポーン

 

 

 

結局これも負けてしまった清はさらに諸外国からの干渉を受け、「北京議定書」に調印し、多額の賠償金、外国軍隊の北京駐留が決まり、今までよりもさらにさらに他の国への服属が強まったのでした。

 

 

 

 

 

よし、1週間書いたので、1週間くらい休みます。

 

 

 

 

 

ふんわり風船星海外赴任者向けプログラムを作りました。異文化理解セミナーはよく聞くのですが、自分たちのこと=日本を知るためのプログラムです。もちろん、歴史も取り入れてます。周りに合いそうな方がいらっしゃいましたらご紹介くださいm(_ _ )m

 

 

 

 

右差しリーダーのための歴史教室ー時事問題編〜パレスチナと宗教のこと〜9/30千代田区にて。

 

 

下差しリーダーのための歴史教室ー個人向けプログラム各種。オンラインで行います。

 

 

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