読書: 堀江貴文のChatGPT大全 | コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

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こちらの本をさくっと読了。
研究者が論文翻訳、要約に使っているのがためになる。

併せて、記事のMicrosoftのプロンプトのコツもためになる。
 篠塚氏は効果的なプロンプトを書くコツとして、次の3つを挙げた。目的を説明する まずは人に物事を分かりやすく伝えるのと同じように、Copilotによって何を解決したいのか、何を知りたいかをしっかりと言葉で表現することだ。 複雑な答えを求めたい場合は、指示を各ステップに分割し、どの順番で考えるべきかまで伝えるようにするといいという。例えば「以下のステップに従ってください。(1)○○の利点を3つ列挙して、(2)○○の欠点を3つ列挙して」と書くというものだ。 こういったプロンプトを投げかけることで、回答が分かりやすく記述されて返ってくる可能性が高まる。場面と役割を設定する 何らかのアイデアをCopilotに求める場合、ロールプレイをするように役割を定義してから指示するのも有効だ。例えば、簡単なパスタレシピをCopilotに尋ねるなら、「家にある食材を使った」「トマトベースの」といった状況説明の補足を付け加えることで、求める回答を得られやすくなる。 他にも、結婚式のスピーチの原稿を考えてもらいたい場合、自分がどのような立場で参加するのか、誰の結婚式なのかといった背景情報を前提条件として付け加えることによって、提案されるスピーチ内容の方向性やニュアンスが調整される。回答の表現方法や出力方法を伝える Copilotに回答を求める際に、実はその表現方法も指示できる。どういったスタンスの季節のあいさつなのか、どのようなトーンでメールの例文を書いてほしいのか、調べた内容を表や箇条書きで回答できないか、あらかじめ指示することによって望んだ形の回答が得られることになる。これはまさに生成AIの強みといえるだろう。