本日の日経に「事業売却は誰のためか」という記事が掲載されていました。
「顧客にとって正しい決断か。社員にとってはどうか。分割すれば顧客はより良いサービスを受けられ、社員もより良いキャリアパスを望める」
はIBM CEOの言葉です。2021年に当時のITインフラサービス事業を分割、キンドリルという世界最大のスタートアップが誕生しました。経営的見地ではコングロマリットディスカウントを解消することも狙いだったと考えます。
株主だけでなく、お客様や社員のためにもなるのか。社会含め、四方善しで考えるのは経営者として大事だと思います。
そして、事業分離など組織を硬直化させずに新陳代謝をする仕組みも大切なのでしょう。何か起きたときに変えるのではなく、何も起きる前に変えるという意識を持って組織運営をしたいと考える記事でした。

