リーダーとしての引き出し | コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

外資系IT企業で働くコンサルタント&プレイングマネージャーのブログです。日々の雑感や読書日記を紹介します。

ラグビーW杯がフランスで開催され、盛り上がっています。
その中で出てきたのが、次の日本代表監督は誰かという話題。2015年の日本代表を率いた現オーストラリア代表監督のエディ・ジョーンズ氏の再任報道。コメント欄で「日本協会が真にプレイヤーウェルフェアが考えられてるかという点」というコメントが印象的でした。

今朝読んだこちらの記事にも、「慕われるリーダー」と「恐れられるリーダー」のどちらが「いいリーダー」なのか という記事があり、エディ氏の報道と関連付けて考えてみました。

この記事は、リーダーシップでいうpm理論


(リーダーに必要な要素は「目標達成のP機能」と「集団維持のM機能」の2つで、さらにそれぞれを強弱に分類した4パターンであるとする理論)に基づいて書かれており、慕われる人は集団維持、恐れられる人は目標達成という表現で書かれています。


結論では、


統計的に残酷なほどにはっきりと出ているのは、「慕われるだけのリーダー」でも「恐れられるだけのリーダー」でもダメで、両者を高次元でバランスさせているリーダーこそ、いいリーダーだということです。


と述べています。私は同意でリーダーは右にも左にも触れる引き出しがあり、中道であるべきだと思います。


エディ氏は今回オーストラリア代表に次の自国開催W杯のために若手を抜擢しており、pもmも両方意識しながら陣頭指揮を振っていると思います。とはいえ、pとmどちらが強めのリーダーが相応しいのか。今回の日本代表の活躍も見ながら楽しみにニュースを見たいと思います。