グローバルサウスという違和感 | コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

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広島サミットを前に、グローバルサウスという言葉が日本のメディアでもよく聞かれます。


こちらの記事の定義がよくまとめられていますが、私の中では南北というある種古い価値観のようなものに違和感を覚えていました。





北は富裕、南は貧困、北は上位、南は下位という概念は私の子供からあり、本当に世界の分け方がそれで正しいのかと。


そこで調べるとこちらの記事を読んでみるとしっくりくるのですが、グローバルサウスを欧米・中国の対比軸としてカテゴライズすると、インド、アフリカ、南米、中東という列強が組んだ時に新たな価値観の共同体という意味では、魅力的なものに感じます。



貧困、人権、環境、エネルギー問題などグローバルサウスには多々課題がありますが、この新たなカテゴリをどう捉えていかのか、決して支援する・救うなど課題としての対象ではなく、新たなパートナーとして考えられるかがキーであると感じます。