【読書】エクスポネンシャル思考 | コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

外資系IT企業で働くコンサルタント&プレイングマネージャーのブログです。日々の雑感や読書日記を紹介します。

 

 

現在話題になっているシンギュラリティ大学と関わりが深く、エクスポネンシャルジャパンを運営される斎藤氏の最新刊。

いろいろ示唆に富む書籍でした。

 

特に、

 

これからの時代、単体の事業の寿命は限りなく短くなるので、志と資本で穏やかにつながる生き物のような企業グループこそが未来のビジネスモデルの本質であるべき(P153)

 

というソフトバンクの群戦略について語られる部分。

 

またカナダのEXO.worksの、取り組みの一つである:

 

クライアント企業に対して自らの専門性を持ってコンサルティングを提供するのではなく、いわば、世界に広がる広範な専門家ネットワークのなかからプロジェクトごとにチームを組成し、イノベーションの外注を受ける形でリソースを提供している(P156)

 

という部分も今後の自身のやりたい仕事に近く参考になりました。

 

ムーンショット構想力と言われるBig Bold Ideaを持ち、それを実現させるためのインプットとなるエクスポネンシャルテクノロジー俯瞰力を持ち、実行力の源となるイノベーターマインドを持つこと まさに私の大事にしている構想力✕実現力の姿の一例が本書に書かれていたかと思います。とても参考になりました。

 

また時を同じくしてタイの洞窟でレスキューを待つ子どもたちのためにイーロン・マスクが取り組んでいる内容がニュースになっていました。これがエクスポネンシャル思考の体現であると感じます。

 

イーロン・マスク氏がタイ洞窟救出用の潜水艦を完成 活用なるか - ライブドアニュース