【読書】政策立案の技法 | コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

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政策立案の技法/東洋経済新報社
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UCバークレー公共政策大学院の政策立案の授業内容が一冊の本にまとめられた本です。

① 問題を定義する
② 証拠を集める
③ 政策オプションを組み立てる
④ 評価基準を選ぶ
⑤ 成果を予測する
⑥ トレードオフに立ち向かう
⑦ 決断!
⑧ ストーリーを語る

これが政策立案の8つのステップです。⑥⑦などは政策立案の利害関係者を特定して、交渉を行うというプロセスで、とても泥臭いものを感じました。コンサルティング技法と似ていますが、その政策がどれだけ社会の役に立つのかと言う観点では、ミクロ・マクロ経済的な視点が大事だということも本書を読んできちんと理解できた点です。公共政策に興味のある方は手に取ってみても良いかと思います。