- 職業としてのプロ経営者/クロスメディア・パブリッシング(インプレス)

- ¥価格不明
- Amazon.co.jp
サントリーの新浪氏や最近ではファミマの新社長になられることが決まった澤田氏など「プロ経営者」と言われる方の存在が目立ってきています。正にこの本の通り、これまでの社長業とは異なる「職業としてのプロ経営者」がキャリアの一つの選択肢として目立ち始めていると言えるでしょう。
本書が素晴らしい点はプロ経営者31名の方に対するインタビューを基に、共通項を見出そうとしている点です。
① 修羅場を経験すること
② チャンスをものにし、ストレッチの経験をすること
③ 同じ環境に居続けないこと(その環境に満足したら移ること)
が私が感じた共通項です。「一流になるには1万時間の時間を要する。40代でプロ経営者になるためには30代で1日5時間を経営者なるための勉強に投資しなければならない」という 著者の主張は非常に印象に残りました。