前回は「目的の設定」の重要性について述べました。
今回は「仮説の構築」について説明をしていきたいと思います。
リサーチで仮説と言うと戸惑われる方もいるかもしれませんが、
仮説の構築と検証がリサーチの成功の秘訣です。
仮説検証サイクルを意識することで、リサーチは間違いなく効率化し、
期待する結果の精度も間違いなく向上します。
リサーチスキルを習得するための2つのキーワードの一つ目は「自分データベースでしたが、
2つ目は、この「仮説検証サイクル」を意識することです。
では仮説とは何でしょうか。
昔は研究者やコンサルタントの専売特許のような言葉でしたが、
今はだいぶ一般的な言葉になってきたように思います。
仮説とは、ここではリサーチのアウトプットとしての「”仮”の答え」と定義したいと思います。
宝探しを例に少し仮説の意義について考えたいと思います。
ある砂漠に一つの宝物があるとします。その砂漠は東京ドームくらいの広さだと仮定しましょう。
あなたならどうやって探しますか。
もちろん片っ端から少しずつ砂漠を掘って、宝を探すやり方もあります。
すぐに見つかるといいのですが、すごく時間がかかるかもしれません。
もちろん最終的にはきっと宝物を見つけることができるでしょう。
一方である程度”あたり”をつけて、宝物を探すやり方もあります。
この”あたり”=仮説です。
一定の情報を取得してあたり(仮説)をつければ、もしかしたら予定より早く宝物(正しい答え)が見つかるかもしれません。
これが仮説の期待効果です。
仮説がないと、砂漠での宝物探しのように行き当たりばったりのリサーチになる可能性があります。
一方で仮説があると、正しい答えを導くために、微調整・修正を繰り返しながら、成功確率の高いリサーチ結果を導けると言われています。
仮説の構築の効果を信じながら、次に仮説の構築の立て方について皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
