自分の経験を中心に若手コンサルタントに求められる能力・経験・資質を徒然なるままに綴っています。 今日は「小さな成功体験を積み重ねること」について書きたいと思います。
これまで大きな失敗をしたほうがいい、修羅場を経験したほうがいいなど、どちらかと言うとスパルタ&ストイック的なことを記載していましたが、今日は「小さな成功体験」の大切さを書いていきたいと思います。
まず若手の時に重要なのは、「人とは比較しない」ことです。入社して周りにいる人は優秀な方ばかりです。また社外においても、大学の同期が「1年目から営業成績1位を取りました」といった声が聞こえ、焦ってしまう方が多いと聞きます。
私も入社したときは周りは院卒の同期が多かったですし、世の中にはこんなに頭がいい人、優秀な人がたくさんいるんだと驚いていました。当時先輩から言われたのは、「例えば院卒であれば、2年以上○○君(私)より先に今は進んでいるから、2年くらいの期間で能力的には追いつけるようになればいいよ」と言って頂き、安心したのを覚えています(当時2年は長いなと思いましたが)。
新人コンサルとして入社したときには大きく4つのタイプがあると思っています。一つの軸は自信のある・なし、もう一つの軸は"コンサルっぽい"能力が高い・低いの掛け算。ここでポイントなのが、”コンサルっぽい”という部分で、大学や大学院時代に経営学などコンサル的要素を好きで学び、フレームワークなどもよく知っていることを指します。新人の方には、入社時点で”コンサルっぽい”能力が高い人が散見されます。但し、入社時点でコンサルっぽい能力の高い人が、その後よいキャリア形成ができるかと言うと、そうでもないというのが興味深いところです。
私は「コンサルっぽい能力も低く×自信もない」象限にいたと思うのですが、毎日毎日目標を設定し、その目標を達成しながら小さな成功体験を積み重ねることで、徐々にコンサルタントとしてのキャリア形成をすることができました。
ここでいう「小さな成功体験」の定義なのですが、例えばお客様との1回のインタビューが上手くいく、お客様にとってわかりやすいと思ってもらえる資料をつくるなどのイベントベースの成功でよいと思っています。自分で1回1回のインタビューや資料作成、はたまたシステム設計書つくりに目標を設定し、その目標を達成できるか。それがお客様や上司から認めてもらえるか。特にお客様に評価をされると、自分のやっていることに自信を持つことができます。若手コンサルの方にはまずお客様に認められることを目標に頑張ってほしいと思っています。
また「昨日の自分と今日の自分を比較しながら」、日々成長できているかを意識するとよいかと思います。
その後、求められる成功体験のレベルは、お客様のためにプロジェクトをしっかり成功させられるどうかです。チームリーダーとして品質が高く、納期を遵守できるか、プロジェクトマネージャーとしてお客様の課題を解決してプロジェクトを完了できることで、自ずと自信は生まれ、コンサルタントとしてのキャリア基盤ができるのではないかと思います。