若手メンバーのアサイン | コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

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外資系IT企業で働くコンサルタント&プレイングマネージャーのブログです。日々の雑感や読書日記を紹介します。

ひさびさにお仕事の話をしたいと思います。

プロジェクトマネージャーの一つのお仕事として、自分のチームに希望するメンバーに参画してもらうアサインメントと言う仕事があります。これはコンサルと言う仕事だから特別なものではなく、どこの会社・組織でマネージャーであれば実施する仕事です。コンサルの場合、特異なのは、アサインされるメンバーにも選択権があり、例えば気に入らない仕事であれば、拒否をすることも可能です。
なので、マネージャーとしては、希望するメンバーがいれば、一生懸命「口説く」ことが必要です。

先日私が面談したメンバーは、非常に優秀で、私のプロジェクトに入れたかったのですが、
依頼するロールにギャップがありました。このような時には、彼/彼女らの未来のキャリアにつながるか/つながらないかという観点でお話をするようにしています。


私「正直ちょっと悩みました。この役割はAAさんのキャリアにフィットするのか」
⇒ 腹を割って、正直にお話しするように努めています。

私「キャリアとい観点では、これからAAさんがリーダーをやる。マネージャーをやる。そういう意味では、裏側を知って、しっかりITを理解するロールを若い時にやってもいいと思っています。今回のロールはそういうロールです」
⇒ 今は直接希望する役割につながらくても、将来的につながることを説明。

私「あと今回のロールは、最先端のソリューションなので組織的にも注目されるはずです。またXXさんやYYさんと働けることも、これからのAAさんにとっていいことだと思います」
⇒ あとは付加価値は他にないのか説明するようにしています。

アサインされるメンバーは、どのような仕事をするのかブラックボックスでわからないことが沢山あります。そのメンバーの不安を払しょくすることも、プロジェクトマネージャーの役目だなと思い、丁寧な説明を心がけています。