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今更ながら「イノベーションのジレンマ」を読んでみました。
1997年にハーバード・ビジネススクールのクレイトン・クリステンセンによって提唱されたこの経営理論。Wikipediaでは、「巨大企業が新興企業の前に力を失う理由を説明した企業経営の理論。大きな企業においては、規模の大きい既存事業の前に現れる新興の事業や技術は小さく、魅力なく映るだけでなく、既存の事業をカニバリズムによって破壊する危険があるため、新興市場への参入が遅れる傾向にある。優れた特色を持つ商品を持つがゆえに、その特色を改良する事のみに目を奪われ、顧客の別の需要に目が届かず、既存の商品より劣るが新たな特色を持つ商品を売り出し始めた新興企業に大きく遅れを取ってしまうのである」と解説されています。
次の記事で紹介するグローバルソフトウェア企業SAPに関する最新著作では、大企業であるSAPがイノベーションのジレンマを克服したと書いてあります。「イノベーションのジレンマ」では、それに対応する戦略として① ハイエンドの顧客に向けて上位市場に進む ② 顧客に合わせる ③ 機能に対する市場の需要を変化させる とありますが、SAPの主要製品であるSAP HANAの上に載せたソフトウェア群は③を満たしたという。詳しい記述は避けるが、これまで顧客は24時間以内の「ほぼ最新」のデータを見れればいいというニーズを、技術革新により「今時点」のデータを見れるようにし、顧客の需要を変化させたといいます。。
イノベーションのジレンマに書いてあったが、技術革新は間違いなく起こり、その最新技術をいかにビジネスに適用できるかはマネジメントの仕事である。革新を嫌がらないマインドセットが重要であることを本書籍から学びました。