フィリピン、教育に巨額予算 教室・教員不足の解消図る
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120816-00000010-fsi-bus_all
フィリピンは巨額の予算を教育分野に投じ、かねてから指摘のあった教室・教員不足など、諸問題の解決を図る。現地紙インクワイアラーなどが報じた。
同国政府が発表した来年度(2013年1月~12月)予算案によると、教育省への配分は前年度比22.6%増の2927億ペソ(約5470億円)で予算全体(約2兆ペソ)の約15%を占め、省別で最多となった。
同国では昨年、学力向上などを目的に学制の変更が検討され、大学進学前の基礎教育期間が従来の10年から12年となることが決定した。
今回の予算措置はこれに合わせて教室・教員不足の解消を図るのが目的で、政府は3万1789室の教室の改修・新設を行い、6万1510人の教員を採用するとしている。3110万冊の教材発行も予定し、授業内容の充実などにも取り組む方針だ。
アバド予算管理相は「フィリピンの歴史上で最大規模の教員採用となる」と述べ、来年度中の教室・教員不足解消に自信を見せた。(シンガポール支局)
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http://wedge.ismedia.jp/articles/-/2126