Amazon B2Bに進出 | コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

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AmazonがBtoB事業 として、部品のサプライ(卸売)事業に進出するそうです。


一つのプラットフォームができてしまえば、それを他のビジネスモデルとして応用する事例の一つだと思います。
後はマーケットにとってどれだけニーズがあるかがキーになるかと思います。


以下、記事


Amazonが今日(米国時間4/23)新たに立ち上げるバーチカル*AmazonSupplyは、製造企業に機械部品などのハードウェアを売る。Amazonによれば品揃えは50万品目以上、たとえば研究室などによくあるベンチトップ型の遠心分離器、環境調査用の放射能測定器、チタン工作用のカーバイドエンドミルなどもある。


顧客が購入するときには、製品や素材やメーカーのほかに、カテゴリーでも品目を絞り込むことができる。それらのカテゴリーは、Lab & Scientific(科学研究)、Test(試験)、Measure & Inspect(測定と検査)、Occupational Health & Safety(職場の健康安全)、Janitorial & Sanitation(清掃衛生)、Office(オフィス)、Fleet & Vehicle Maintenance(輸送機器メンテナンス)、Power & Hand Tools(電動/手動工具)、Fasteners(締め金具)、Power Transmission(送電)など計14種だ。


50ドル以上の購入は送料無料で二日以内の配達となる。返品は365日対応。企業向けクレジットと、このサービス専用のカスタマサービスセンターが設けられる。


このサイトは、Inventablesにやや似ている。ここも素材や各種ハードウェアのオンラインマーケットプレースだ。
これまで一般消費者オンリーだったAmazonのB2B進出は、なかなか興味深い。とくに今回のAmazonSupplyは各種製造業、建設業、研究機関など、けっこう対象市場が広いといえる。