気になるニュース:伊藤忠インド物流会社設立と世界大学ランキング | コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

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気になるニュースを2つ。


総合商社のグローバル展開が益々加速していますね。業務提携をしてナレッジを蓄積、そこから合弁を作っていくのは総合商社ならではの手法ですね。通常の中堅規模の商社だと、提携して交渉力の強い当事国の企業に経営を握られてしまうことが多いですが、総合商社は別なのかもしれません。


伊藤忠、インドに物流事業会社設立


伊藤忠グループはパレック社との業務提携の下、2009年よりインドにおいて約2年間にわたり物流ビジネスを展開。インド国内の物流や商習慣に対するノウハウを蓄積してきた。そして今後の更なるインド経済成長のスピード、流通の自由化、急増する日系企業の進出に対し、輸出入からインド国内までの一貫物流や、日本式の高品質な物流サービスを提供すべく、インド全土で物流事業を展開しているパレック社と、合弁会社「I&P社」の設立を決定したという。


私がシンガポール国立大学に留学していたときは、大学側がこのランキングを強く意識していたのを思い出しました。評価基準は、2009年時点だと、


1. 査読(論文の内容と質を、他の学者が評価すること)(40%)
2. 雇用者レビュー(10%)
3. 教員&学生比率(20%)
4. 教員一人当たりの論文被引用件数(20%)
5. 外国人教員比率(5%)
6. 外国人学生比率(5%)


だそうです。

大学ブランド向上のために(海外有名大学の)大学経営を担う方々はこの辺もKPIとして使用しているのかもしれないですね。


世界大学ランキング:カリフォルニア工科大1位、東大30位、北京大学49位


 2011年10月6日、イギリス誌、「タイムズ・ハイアー・エデュケーション」が2011―2012年の世界大学ランキングを発表した。
 今回第1位に選ばれたのは、アメリカのカリフォルニア工科大学。ランキング開始以来1位を維持していたハーバード大学は第2位に後退。またスタンフォード大学が同率で2位となっている。
 イギリスの大学ではオックスフォード大学の4位が最も高い評価であった。
 アジアの大学を見ると、日本は東京大学の30位、香港は香港大学の34位、中国大陸部は北京大学の49位、台湾は台湾大学の154位が最高となった。