【読書】問題解決のための「社会技術」―分野を超えた知の協働 | コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

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問題解決のための「社会技術」―分野を超えた知の協働 (中公新書)
問題解決のための「社会技術」―分野を超えた知の協働 (中公新書) 堀井 秀之

中央公論新社 2004-03
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何がきっかけで購入したのか忘れてしまったが、タイトルが気になり手に取った本。

文理融合したアプローチの必要性を説いた本である。


社会技術とは、社会問題を解決し、社会を円滑に運営する技術であり、複雑性、高度な知識の必要性、価値の多様化に対処するところに他の問題解決策との差が存在する。問題解決のために活用できる知識を総動員する。(中略)
学問の創造をめざした文理融合は難しいが、問題解決をめざした文理協働は自然な流れである。 P159



【社会技術の大きな特徴】
・ 俯瞰的に見ること
・ ヒューリスティック、アルゴリズム、メンタルモデル、アナロジー推論
・ 組織、個人の問題にも適用可能
・ ノード分析
・ 価値マップ・リスクマップ