| アナロジー思考 | |
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細谷功 東洋経済新報社 2011-07-28 売り上げランキング : 9609 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
"地頭力"で有名な細谷氏の最新刊。
アナロジー(類似)という特性を使うことで、自身の思考の枠組み・オプションを拡大させる方法を教示してくれている。アナロジーには表面的類似と構造的類似があるが、本書籍で言及されているのは「構造的類似」について。筆者は「すべてのものを関係させること」を意識することが、このアナロジー思考の習慣化につながるという。
本書にも書かれていたが歴史や事例研究(ケーススタディ)を学ぶ意味も、過去と現在または自分と紐付けて、よりよい意思決定やアクションを打つためにあるし、また組織の理論や考えを、自身に適用することでこれまでとは違った見方ができることもあるだろう。
私はよくサッカーや野球を例えにして、コンサルワークをしていることが多い。企業活動は難しい言葉や状況が飛び交っているが、日常的なものに例えることでシンプルに、そしてわかりやすく自分の考えを整理、または相手に伝えることができる。これも一つのアナロジーであろう。
また本書でIBMのSmarter Planetに関しての言及されているが、一つのソリューションを作り出すことで、それを地球の構造的問題に横展開することが、このSmarter Planetのコンセプトであり、一種のアナロジーを使っているとのことであった。一つのエッジの利いたソリューションと、壮大なビジョンがあれば、何か新しいものを作り出すことができるという一例かもしれない。
おそらく誰もが行っていたアナロジーという手法を体系だって説明してる本書の価値は非常に大きい。
