「知っている」が学ぶ心を妨げる | コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

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外資系IT企業で働くコンサルタント&プレイングマネージャーのブログです。日々の雑感や読書日記を紹介します。

人材教育コンサルタントの方のコラムです。大人になればなるほど、「知っているよ、そんなの」という気持ちから人の意見を聞かなくなり、果ては学ばなくなるというのはその通りなのかもしれません。私も仕事柄、「知っている」ことを前提としなければいけないのですが、心の奥底では「無知の知」をいつまでも意識しなければいかないなと思いました。


ぜひ記事を読んでみてください。

 http://careerscape.weblogs.jp/blog/2011/08/%E6%AE%8B%E5%BF%B5%E3%81%AA%E6%84%9F%E6%83%B3%E7%9F%A5%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%8C%E5%AD%A6%E3%81%B6%E5%BF%83%E3%82%92%E5%A6%A8%E3%81%92%E3%82%8B.html


(一部抜粋)
「心が変われば、行動が変わる。行動が変われば、習慣が変わる。習慣が変われば、人格が変わる。人格が変われば、運命が変わる」(星陵高校野球部・山下智茂監督の指導書き)。あるいは「悲観は感情に属し、楽観は意志に属する」(アラン:仏哲学者)、または「チャンスは心構えをした者に微笑む」。(パスツール:科学者)といったようなものです。

 これらわずか1文に表された観念を肚に落としてもらうために、ワークをやり、ゲームをやり、ディスカッションをやり、1日とか2日とかの研修プログラムをこしらえます。

 原理原則を含んだ観念というのは、古典的な言い回しです。当然それらは一読して当たり前の内容であり、新規性のある情報や理論は含んでおらず、地味で説教じみたものです。そんなとき、「心が変われば運命が変わる? まぁ、教訓としてはそうだよね」「ああ、その言葉、聞いたことある。知ってる(で、それが何?)」「チャンスは努力しないと来ないってことでしょ。はいはい、分かってます(で、明日から使えそうな具体的ハウツーは何か教えてくれるの?)」……受講者の中で「知識狩り」「ハウツー情報狩り」の人の感想はこうなりがちです。