【読書】ウィキリークスからフェイスブック革命まで 逆パノプティコン社会の到来 | コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

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ウィキリークスからフェイスブック革命まで 逆パノプティコン社会の到来 (ディスカヴァー携書)
ウィキリークスからフェイスブック革命まで 逆パノプティコン社会の到来 (ディスカヴァー携書) ジョン・キム

ディスカヴァー・トゥエンティワン 2011-04-16
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慶応大学で教壇に立ち、ハーバードでも研究活動の実績があるジョン・キム氏の書籍。


ウィキリークスについての解説、それに伴う社会への影響、そしてジャスミン革命と呼ばれるアフリカでの革命運動で使われたフェイスブックへの分析などが書かれている。


ソーシャルメディアの活用はビジネスだけに関わらず、一国の、世界の状況を変えるまでの影響力になっている。本書はウィキリークスをケースとしているが、インターネットの導入によって世界の誰もが(デジタルデバイドの問題はあるが)情報発信をできる昨今において、何が正しいのか、どう統治をすべきなのかを考える契機となる一書であると思う。