【読書】グループ経営入門 | コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

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グループ経営入門―グローバルな成長のための本社の仕事
グループ経営入門―グローバルな成長のための本社の仕事 松田 千恵子

税務経理協会 2010-09
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ひさしぶりに読んでいたわくわくし、発想できた本でした。

本書は企業における本社機能のあるべき姿を描いた本。


やりたいこと(ミッション・ビジョン・戦略)、先立つもの(お金)、取り組む人(人財)の3つをバランスよく調整するのが本社機能の目的であり、その機能を「見極める力」「連ねる力」「束ねる力」の3つに整理しながら、グループ経営のあり方について論じられています。


私としては、①戦略策定機能 ②人事機能 ③シンクタンク機能 ④予実管理機能 ⑤投資機能の5つにまとめるのがグループ経営をする本社のあるべき姿としてわかりやすいのではないかと本書を読んで思いました。


経営を学ぶ上で良本です。