【雑感】英保守党13年ぶり政権、連立の行方不透明 | コンサルサルのぶろぐ-思考、読書、雑感などを語る

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英保守党13年ぶり政権、連立の行方不透明


英国総選挙(下院、定数650)で2位に転落した労働党のブラウン首相は11日夕、辞任の意向を固めた模様だ。

 BBC放送など英メディアが一斉に伝えた。

 同党と、第3党、自由民主党との連立交渉が決裂し、組閣の見通しが立たなくなったためで、ブラウン首相は12日中にもエリザベス女王に辞表を提出し、第1党となった保守党のデビッド・キャメロン党首(43)が同日中にも新首相に就任する。

 中道右派、保守党の政権奪回は13年ぶりとなる。

 ブラウン首相の辞表提出を受け、女王は直ちにキャメロン氏に組閣を要請、同氏が首相として組閣作業に移る。キャメロン新政権は、7日以降交渉を行っている自民党との連立か、その他の小政党と協力しながらの少数与党となる。

 連立政権ができると、英国では第2次世界大戦後初となる。連立政権の場合、自民党のニック・クレッグ党首(43)の入閣は確実で、保守党「影の内閣」のジョージ・オズボーン財務相(38)、ウィリアム・ヘイグ外相(49)らが、そのままのポストに就く見通しだ。連立政権ができると、保守党と自民党の議席数合計は363議席となり、過半数326を上回る。ただ、財政赤字削減の手法などで双方の政策の隔たりは大きい。一方、少数与党政権となれば、政権の不安定化は避けられないとみられる。

(2010年5月12日01時24分 読売新聞)


この英国の総選挙結果だけで、二大政党制の終焉を迎えたことを断言するのは極めて難しい。

但し、英国市民(有権者)がYES/Noまたは①か②の二元論的な思考から、より多元的な価値判断で今回の選挙に臨んだと言えるのではないか。


一方で連立政権は、(本来は)多様な価値観の集まりであり、政権運営そのものは記事にもあるとおり難しい。二大政党制かまた第三局を含む多党制かという仕組みの議論ではなく、どうよりよい政権運営をしていくかというところに論点はシフトしていくのかもしれないし、そう臨みたい。