先日遠藤功氏の著作を紹介した際に、ルクセンブルクの一人当たりGDPが世界一であることをお伝えした。
私も不思議に思って、調べてみたので、皆さんにも紹介したい。
ルクセンブルクはフランス、ベルギー、ドイツの3国に隣接する小国である。
人口はわずかに46万人。東京都の人口は1300万なので、その規模の小ささはわかっていただけるだろう。
しかし、2008年における1人当たりの国内総生産は世界第1位(113,044 米ドル )にも上るという。(参考URL )
この理由は産業構成にある。農業はわずかにGDP比0.4%に対して、銀行業、保険業、不動産業、その他の企業向けサービス GDP44.2%と世界でもトップクラスに位置している。
そう、ルクセンブルクの主要産業は、金融サービス業であり、またインドのミタルに買収されたが鉄鋼業(アルセロール)でも有名である。
特に、金融秘守規制があり富裕層のお金が世界中から集まっているという。(参考URL )
政情が安定しており、プライベートバンクで有名なスイス銀行でさえ、ルクセンブルクに支店を出しているという。
1人当たりの国内総生産は世界第1位である一方で、所得格差も大きい。
社会における所得分配の不平等さを測る指標でジニ係数は0.258と132ヵ国中129位である。
人口が少ないが、高度産業が栄えているが、一方で所得格差も激しい。私が留学していたシンガポールもそうであったらが、経済格差は小国にとって大きな課題である考える。