ヤマザキマリ著「たちどまって考える」とタイプ6のお国柄ジャパン。 | うたたね日記

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さて、

今回はこちらの本。

ヤマザキマリさん「たちどまって考える」。

 

 

ひとつひとつの考察が、

私にはとても腑に落ちるものだったのですが、

とりわけ

「エニアグラム的視点から「日本」という国を眺めてみたときの、

タイプ6すぎる(笑)ことの傍証と言ったら!!!もう!!」

と、

著者さんの言いたいこととは別なところで大興奮でした。

 

下矢印タイプ6のざっくり説明下矢印

日本エニアグラム学会のHPから抜粋

 

タイプ6<ニックネーム:忠実な人>

タイプ6このタイプの人は、真面目、誠実であることを大切にし、周りと仲良くしたいという気持ちを人一倍強く持っています。何事に対しても忠実で誠実であり、責任感が強く、互いに支えあうシステムややり方で、協力的に、一所懸命に働きます。

何事によらず、誤ったことをしてしまうのではないかという不安の感情をもち、不安の感情に対処するために自分の外側にあるものに頼ろうとします。規則や規範を尊び、何かのグループに属しようとし、権威ある人物に従順で、組織から命じられたことは忠実に実行しようとします。

そのため、自分から積極的に物事を決めることはしようとせず、ずるずると結論を引き延ばす傾向が見られます。豊かな感情の持ち主なので(後略)

 

上矢印ここまで上矢印

 

いつも根源的な不安を抱え、

集団主義的で、求めているものは「安心・安全・安定」。

そのために空気を読み、横並びをよしとします。

 

そして、

石橋をたたいてたたいてたたいてたたいて・・・・たたいて・・・も、

渡らないゲラゲラびっくり

という感じです。

 

日本ぽくないですか?

「お役所」の仕事や姿勢を想像していただけたらわかりやすいかな、と。

 

 

『たちどまって考える』に戻ります。

 

失敗したくないという病」「異質な人を排除する脆弱性」「戒律としての世間体」などの小見出しからして、

タイプ6な日本を表しまくってます。

 

「日本は他国以上に『石橋を叩く』ことに注力しすぎる傾向があるのではないでしょうか。

間違えないように、失敗しないように、バッシングされて炎上しないようにと

ありとあらゆる角度から検証し、十分に確認してからようやく実行するというような」

 

「群れの中での一糸乱れぬ統率がとれて完璧な社会という信念が日本には深くしみこんでいる」

 

という文章でも、まさに!です。

 

これだけ読んでも、きっと「タイプ6」がイメージできるかと。

 

リーダーの責任の不在についても言及されています。

国家元首であっても「責任を取りたがらない」のです。

責任から逃げよう逃げようとしている。

当人が熟考した言葉がない。

間違えないように、失敗しないように、バッシングされて炎上しないようにと、

考えられて書かれた文章を読んでいるだけ。

 

本書で例に出された「不要不急」という言葉。

定義としてはあいまいです。

人によってその重要度は違いますよね。

 

例えば、

家族が急病、

恋人が急病、

飼っている犬が急病。。。

 

誰かにとっては要で急でも誰かにとっては要で急でない、かもしれない。

 

ということで「責任はそれを判断した各人であり、組織としての責任は持ちません」

って言っているんです。

ひどーびっくり!!!

 

「責任は全部俺がとってやっから、心配するな。任せとけ」

親分肌のタイプ8ではこうはならない。

 

そして、ヤマザキマリさんは、

「日本では、人々に自由な理念や考え方を育ませるための疑念や批判の精神を根付かせたくないのかもしれない」

ともおっしゃっています。

 

日本の教育を見てもそう。

「戒律としての世間体」もそう。

 

猜疑心=悪いもの、と思わされている。

 

これでは

建設的に批判する精神が育たない。

 

確かに何事も穿って目で見てばかりいることは

健康的でも建設的でもありません。

 

が、

「これは本当に正しいことなのだろうか?」

という視点を持つことは大切だと思うのです。

 

「政府が言っているから(正しい)」

「偉い人が言っているから(正しい)」

「ニュースで言っているから(正しい)」

って、何の疑いも持たずに信じちゃっていいの?

 

第二次世界大戦のときの新聞報道と事実の乖離や、

近頃だって事実と違う報道、散々見てきてるよね?

それでも、疑うことなく信じるの?

 

いわゆる「思考停止」というヤツですね。

(思考停止も日本のお国柄)

 

”人々に自由な理念や考え方を育ませるための疑念や批判の精神を根付かせたくない”

日本ですから、

そういう人たちを量産しているわけです。

従順な。

 

だから、

民主主義が育たない。

「ひとりひとりが意見を言える環境、議論に参加すること」

にならない。

 

信頼ってラクなんですよ。

責任を丸投げできるから。

「あなたがそういったから」って。

逆に疑うには

想像力と知性が必要。

そして、日本では「批判にさらされる勇気」も必要。

とってもとってもエネルギーが必要なんです。

 

という説明にも納得しました。

ヤマザキマリさん、すごすぎる。

 

イタリアでは、

小学校に入ると教師の前に一人で立ち、

自分で勉強してきたことをノートや本を見ずに話さなければならない…

らしいです。

これが、「考えを言葉に変換させる演説力を磨くことにつながる」のだそう。

 

余談ですが、

私がイタリアに留学していた時、

試験が当たり前のように口述だったので、

ムーリーってなりましたゲラゲラ

イタリア人は小さい時から訓練されてたんですよね…。

 

もとい、

「考えを言葉に変換させる」能力。

これって本当に大切なことだと思います。

これが育っていないから適切な批判さえもできない。

堂々巡り…、

な、

inferno giappone (ヘルジャパンbyアルテイシアさん)

 

…まだまだいっぱいあるんですけれども、

キリがないので、

「たちどまって考える」を読んで、

日本のタイプ6性質を再認識した、

という話は

最後に2つほどヤマザキマリさんの言を引用して

締めます。

 

●(日本人は)「いないように生きていたい」と思っているようだ。

●パンデミックの副作用

「誰かを排除したくなる精神性を生み出します」

「戦争につながるほどのアグレッシブな気持ちに変わります」

 

 

今回も、アウトプットするぜ!にお付き合い、

ありがとうございました。

 

気になるかたはぜひご一読を!!!

 

 

…と書いていて、ふとした疑問。

タイプ6は根源的な不安を抱えているので、

人の気持ちは疑いがちなんですよ。

「それほんとう?ねえ、ほんとうにそう思ってるの?」

って。

 

それなのに、

国の言うことを疑わないって、

なんでだろ?

「そう信じ込まされている」(タイプ6的教育)から、

「みんながそういうから」(っていう横並びを良しとして、突出するのを嫌う)

で、説明つくのかな?

 

また調べてみます…。

 

 

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