前回に続き、転塾理由を綴っていきます。
転塾理由はざっくり2つに集約されます。
1つ目は、【 アサの負担軽減 】
2つ目は、【 志望校の合格率向上 】
今回と次回で【 志望校の合格率向上 】
を検討するに至った事情を綴ります。
23年組の結果が出揃った3月初旬、
各塾にて入試報告会が開催されました。
我が家では日能研オンザロードをはじめ、
NN受講を想定して早稲田アカデミー、
上位層の動向確認のためSAPIX、
と3つの塾の入試報告会に参加しました。
そして、日能研とSAPIXにおける
桜蔭中学校の合格率のギャップが
SAPIXへの転塾の決定打となりました。
今回はSAPIXの23年度合格実績について。
■合否分布
SAPIXの入試報告会資料として、
・合格者人数と偏差値の分布
・不合格者人数と偏差値の分布
を表した合否分布図が配布されます。
御三家や主要な難関校について、
各校の結果が下図のように表現されます。
SAPIXへの在籍有無を問わず、
入試報告会の参加者全員に配布されるため、
難関校を志望される方は参加をオススメします。
■SAPIXの桜蔭合格実績
SAPIXの桜蔭合否分布は以下のとおりです。
(転載はできないため再現図となります)
合格者のベルカーブが綺麗に形成され、
予想80%偏差値「S62」を中心として
シンメトリーに合格者が分布しています。
KKGGが注目したのは赤い網掛けの部分、
予想合格率50%〜80%の偏差値帯です。
驚くべきことに12月の予想合格率より
合格実績は10%ほど好結果になっています。
結果50%偏差値は驚愕の「S57」
日能研偏差値へ簡易換算すると「N65」
この数値には衝撃を受けました
日能研保護者として、
桜蔭の合格率50%というのは肌感覚で
「N68」は最低でも必要な印象です。
この数値から事実ベースに言えることは、
SAPIXは安全圏ではない子であっても
桜蔭入試で十分戦えているという実情です。
日能研の合格率については次回。