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映画を中心にエンタメ、旅などを紹介しています。

 クール&ギャングの最初の記憶。81年の春、ハワイのハイアット・リージェンシーにあったディスコ。

 

 大学2年生の春休み。ロスでホームステイした後のハワイ。ほぼ1か月ロスで過ごした仲間と一緒に行ったディスコ。


 その時、大ヒットしていた「セレブレーション」で盛り上がった。


 もっとも、そのディスコでは追加のドリンクを注文しないなら出ていけ!と追い出され、ビーチでビールを飲んでいたらポリスに叱られた20歳の思い出。


 でも、あの時の「セレブレーション」のイメージは強力。その後も消えることない楽曲と、あのワイキキの夜の情景。




 その後のクール&ギャングの記憶。社会人になってからの「ジョアンナ」。でも日本では彼らはディスコの人で、この美しいバラードは話題にはならなかった。


 それが記憶に残るのは当時、行きつけのバーで時折、顔を合わせたアレンジャー大村雅朗さんとの会話。


 何気なくクール&ギャングの「ジョアンナ」が好きで、アレンジが気に入っていると話たら、大村さんも「アレ、いいよね」と応えてくれた。


 この曲、アメリカでは大ヒット。(ビルボードチャート2位)。それまでダンスミュージック、オンリーだった彼らの初めてのバラードヒット。


 日本ではヒットした記憶はないけど、この曲をプロが褒めてくれたのが嬉しかった。


 というワケでベスト盤購入の目的は「ジョアンナ」,。このヒットで気を良くして彼らが3年後にリリースした「チェリッシュ」も佳曲。(この曲もビルボードチャート2位)


 同時期人気だったEW&Fにはないバラードの佳曲。その意味でクール&ギャングは自分にとって特別な存在。

 アニメ映画「迷宮のしおり」の主人公は、普通の女子高生。ある日、携帯の画面が割れて、彼女は携帯の世界に閉じ込められる。

 

 しかし、パラレルの世界では、別の彼女が登場して、地味な彼女とは、まったく違うアクティブな性格。ヒロインとして活躍。でも、本人にとっては「あんなの私じゃない」と葛藤が始まる。

 

「迷宮のしおり」★★★☆☆

 

 物語のアイデアは悪くないけど、なぜが全体にまったりした印象。観終わった後は、すっかり内容を忘れてしまうような印象。

 

 別人格の自分が、凄く輝いているけど、それを素直には認められない。私は私のこだわりが、世界を狭くしてしまっている。

 

 どこかで、わかっているけど、そんな自分を変えるのは簡単なことじゃない、という話はなかなかに悪くない。

 

 ミュージカル的なシーンもあって盛りだくさんでなのだけど、いろいろ詰めすぎでまとまりがない。

 

 狙いは悪くないけど、それだけで終わってしまった。ちょっとだけ、期待して観たけど、残念な出来。

 トランプ大統領によるベネゼエラ、マドゥーロ大統領の拘束。電撃的な軍事作戦で、一国の指導者を変えてしまおうという力技。


 もちろんオールドメディアは大批判。「力に寄る現状変更」は許されないと。


 確かに、いかにもトランプは乱暴だけど、ベネゼエラ国民がどう思っているかは、オールドではほとんど報道されない。


 長年、2代にわたる独裁者の支配下にあった国。そんな国の国民が幸せであるワケはない。


 オールドメディア側にいた知人のFBには朝日新聞の記者が数年前にベネゼエラを訪れて、貧民層も恵まれた福祉の恩恵を受けて幸福そうだとリポートしていている記事をリンクしていた。


 これを読んで思い浮かべたのは、朝日のような左側のメディアが北朝鮮を「地上の楽園」と表現はしたこと。


 キューバだって、共産主義で国民は幸せ、という論調のオールドメディア。(そういえは、マイケル・ムーアもキューバを絶賛していた)


 独裁者が居座る国の国民が幸せなワケは

ない。



 グリーンランドの問題もデンマークは自国の保有地と、声高々に主張しているけど、いわば、植民地。


 決して、ネイティブの人たちがデンマーク王国の下にいることを歓迎しているとは思えない。


 トランプが計画しているような乱暴なやり方でなく、住民投票で決めさせれば、いい。


 さまざまなな国際紛争を見ていると、国連は本当に役立ず。常任理事国のロシア、中国にやりたい放題させて、オロオロするばかり。


 こんな国連に意味ある?もちろんオールドは国連批判などしない。

 日本の映画界はアニメ以外の実写化作品では、ドラマの映画化作品が多い。テレビ局にとってはコンテンツの有効利用だし、映画にすれば入場料という現金収入が入る。もし、大ヒットになれば決算の時に大笑いできる。さらに、番宣でバラエティなどの主演スターたちの協力もある。

 

 ということで、テレビドラマの映画化作品は後を絶たない。多くの作品はドラマスペシャルのレベルだけど、時おり、ドラマを超えた映画として作品が成功することもある。

 

 天海祐希が主演している「緊急捜査室」はテレビ朝日、お得意の刑事ドラマ。


 普段、テレビドラマは見ないので、この作品も見ていない。予告編を見て、天海祐希が、時の総理の聴取をする展開だとわかっていた。でも、予告編で、どんな展開で、総理大臣を尋問するのかと疑問に思っていた。



「緊急取調室THE FINAL」★★★★☆

 

 ドラマを見ていないので登場人物の人間関係など知らないまま観た。でも手際よく状況で説明してくれるので、違和感なく映画の物語を楽しめた。

 

 映画は大型の台風が接近する中、病院を視察に訪れた総理が、佐々木蔵之介が演じる暴漢に襲われることで始まる。何故彼は総理を襲ったのか。しかし、彼は一切聴取には応じない。

 

 しかし、彼の背景を調べていると、総理との接点が見えてくる。二人は同じ大学のヨット部だった。果たして、どのような因縁があったか?それは物語の核になっている。

  

 なかなか上手い物語展開だった。それに出演する俳優が皆いい。特取チームの小日向文世、田中哲司、でんでん、塚地武雄。


 さらに彼らをサポートする刑事の野間口徹、比嘉末、鈴木浩介。警視庁の大倉孝二。首相襲撃犯の佐々木蔵之介。天海祐希の娘、杉咲花。そして、首相役の石丸幹二。


 石丸幹二は代役だけど、日本のケネディを自認する最年少首相のイメージにぴったりはまる。


 閣内では、人気の首相の足を引っ張ろうと躍起になる大臣(小野武彦)なんて、今の高市政権でも自民党には、いそうな親父。


 娯楽映画に徹しているので、映画賞に絡むような作品ではないけど、真っ当な映画エンタメ作品に仕上がっていた。

 

 1月4日にスタートした今年の大河ドラマ「豊臣兄弟!」。

 

 今まで散々取り上げられて来た戦国時代の話に、どんな新鮮味が加えられるのか。


 主人公は秀吉の弟。演じるのは仲野太賀。兄、秀吉に池松壮亮。そして、織田信長は小栗旬。


 この主要キャストを聞いた時に、面白い大河になる予感がした。この3人の映画を隈なくというほど、たくさん観ているが、駄作がない。


 それは彼らの演技力のたまものだと思っている。この3人の顔合わせで、期待は膨らむばかりだった。


 でも、ふと思うのは昨年の大河。やはり失敗作のなかった横浜流星が蔦屋重三郎を演じるということで期待した「べらぼう」。


 前半こそ良かったけど、後半はグダグダ。大河としては、江戸中期という難しい時代。しかも、庶民の目線から伝えるという意欲作。


 前半はその庶民目線が良かった。しかし、後半は幕府内の話に移り、庶民目線はどこかへ消えた。


 映画「国宝」での演技が話題の若い主演俳優の力演の空回り。


 その点、今回は安定の戦国時代もの。豊臣を取り上げて失敗作はない大河。

 

 初回は見事に期待に応えた1時間だった。期待以上。やはり、見事だったのは仲野太賀と池松壮亮のコンビネーション。


 初回はほとんどが二人の芝居。その二人の勢いがいい。演技巧者の掛け合いで、サラッと笑い要素でドラマに軽々しいテンポを与えている。


 よ!ご両人!と声がけしたくなる初回だった。



 福山雅治と大泉洋が共演した刑事ドラマ「ラストマン映画版」を観た。基本テレビドラマは朝ドラと大河ドラマ以外は見ないので、このドラマも見ていない。

 

 事前の番宣などで、福山がFBIから派遣された盲目の捜査官であることは知っていた。ドラマを見ていないので、なんとも言い難いけど、盲目の捜査官なんてありなのだろうか?それもFBIからの派遣なんて。

 

 それでもTBSが製作した「ラストマイル」はテレビドラマを基本にしていたので、フジテレビが手がける「劇場版」よりは映画的な作品が多いかとシネコンへ。



「ラストマン」★☆☆☆☆

 

 やっぱりテレビドラマ。大泉洋に合わせるかのように、北海道を舞台にしているけど、大泉の刑事の設定がもともと北海道とは関わりがないという設定。

 

 福山はスターらしさはあるけど、演技はいつもながらの福山。演技ができるシンガーのレベル。あれが福山の味といえば味なのだろうけど。

 

 今回は宮沢りえがゲストとして登場。これがロシア系で亡命希望者という設定。話が大きいのか、小さいのか、よくわからない。

 

 まあ、ドラマの映画化ですから、ドラマファンが満足してくれれば、ということなのだろう。そうでない人はスクリーンでお金を払って観る必要はない。

 

 それにしても、大泉洋は映画ではイマイチな作品が多い。成功作は「探偵はBARにいる」ぐらい。いい俳優だと思うけど、何故か映画にはハマらない人なのだ。(「室町無頼」は良かったけど、傑作の領域ではないし、大泉洋が主演男優賞候補になるような映画でもない)

 江國香織が2004年に直木賞を受賞した「号泣する準備はできていた」を読んだ。江國香織ほど有名な作家なのに、なぜか今まで本を読むことがなかった。



 

 この小説も直木賞受賞ということもあってベストセラーになっていた。タイトルも流行語のようになって、世の中に広がっていた。

 

 それなのに、当時読まなかったのは、彼女の小説が女性読者オンリーのように感じていたから。自分の中で女性作家は林真理子、向田邦子でとまっていて、あまり新しい作家に興味がなかった。

 

 そんな小説。これが短編なのに一篇一篇が濃厚で、まさに小説らしい小説だった。話に出てくるのは市政の人々。全編、基本は30代の女性が主人公になっている。

 

 人生の曲がり角に立っている女たち。夫のとの離婚を考えている女。夫の浮気を疑る女。姑との白々しい関係にイラつく女。さまざまな女のかたちを見せてくれる。

 

 これは男には書けない小説。どこにでもあるような日常を描きながらも、そこに潜む、革一枚人間の奥底にある思い。それを平易な文章で、鋭くえぐる。

 

 ちょっと怖い女性の内側を見た気持ちになった。濃厚な小説体験。なるほど直木賞。

 国内の映画賞を独占している「国宝」。お正月に、やっと2度目の鑑賞。やはり3時間の上映時間は高いハードル。


 原作は読んでいだけど、この物語は映像の方がわかりやすい。やっぱり、お見事な作品。


 国内記録を塗り替えるメガヒット。もともと李監督のファンなので必見の映画だった。予告編を観ただけで、2025年の日本映画を代表する1本になるだろうとは思っていた。


 吉沢亮も横浜流星も、この数年、彼らが主演する映画を観ていたので、期待値は大きかった。


 ただし、不安だったのは歌舞伎シーン。歌舞伎を知らない観客ではなく、歌舞伎を常日頃観ている人たちにも納得できる出来になっているのか。


 歌舞伎の所作が映像的にさまになっているのか。これは大きな問題。


 これは鑑賞したあと、歌舞伎に通じた知人に聞いてみた。その人たちの意見は肯定的だった。問題点があるとすれば、主役の二人が演じるのは舞踏ばかりで、芝居は「曽根崎心中」だけだということ。


 確かに歌舞伎の演目としては舞踏は添え物。寄席でいえば色ものの要素だというのは否定できない。


 そんなことを差しおいて、やはり「国宝」は良く出来た映画だった。


 襲名舞台で渡辺謙演じる二代目が喀血して死ぬなんて、いかにも作劇的なんだけど、物語のドラマ性としては許せる範疇。


 原作を書いた吉田修一。扇雀の黒子をして取材している。もちろんルポルタージュを書くためではないので、その素材に脚色を加える。


 さらなる問題は、その世界にいる人が、作り話だとしても納得いけるか、否か。 


 この「国宝」の本当の評価の別れ目はそこにあった。梨園の人が納得できるか。そこに寺島しのぶをキャスティングした時点で、この映画の成功は、ほぼ保証された。


 寺島しのぶは、谷崎潤一郎の名作「細雪」にも登場する「六代目」の孫。


 2度目は、そんな事も確認しかながら観た。3時間は若干長い。それでも、見事な完成度。


 出演者がすべていい。その中でも、やはり田中泯の存在感は圧倒的。わずがな出演シーンなのに強烈なインパクト。セリフだけでなく、全身で女形の歌舞伎役者を表現している。


 アカデミー賞など海外の賞は厳しいと思うけど、それでも、25年の日本映画を代表する作品であることを再確認した。


 お正月のシネコン。ほぼ満員の客席。年末の文春ではシネマチャートで今頃になって取り上げている。もちろん、意地悪な酷評。なんか、いやな感じ。こういうので得意気になる業界人、カッコ悪。



 

 ディスクユニオンで特価コーナーで買ったビリー・ジョエルのベスト盤。

 

 70年代80年代ヒットを連発したジョエル。日本では77年に「ストレンジャー」が大ヒット。アメリカでは「素顔のままで」がヒットして78年のグラミー賞最優秀レコード賞などを受賞した。

 

 ベスト盤はCD2枚組。36曲収録。ヒット曲のすべてを網羅している。

 

 個人的な思い出。高校時代に音楽好きの友人に勧められ「ストレンジャー」を買った。遡って「ピアノマン」なども聞いた。

 

 ビリー・ジョエルほど「ニューヨーク」をイメージさせるポップスターはいない。代表曲「ニューヨークの想い(NEWYORK STATE OF MIND)」に託された思い。それだけでなく、彼の存在のイメージがNYなのだ。

 

 それを巧みに演出したのは、大プロデューサー、フィル・ラモーン。この偉人がいたから、ジョエルの飛躍があったのだと思う。アーティストとプロデューサーの幸せな出会い。

 

 それにしてもヒット曲が多い。彼の格別なファンではないのに。36曲知らない曲はない。

 

 

 フランス映画「サムシング・エクストラ」。宝石泥棒が障害者のキャンプ旅に紛れて逃亡を図る物語。


「サムシング・エクストラ!やさしい泥棒のゆかいな逃避行」★★★★☆


 最近のフランス映画らしく、アート点は高くないけど、練られた物語展開。


 親に強要させれて泥棒コンビを組むドジな息子が主人公というのがいい。いいのは当たり前で、この主人公を演じるアルテュスが監督・脚本も担当している。


 フランスでは人気コメディアンなのだそう。彼の人気もあるのか、フランスでは年間No.1ヒットになったそう。


 ひょんなことから障害者に接するようになって、普段は意識していなかった彼らのことを知る。知ることにより、社会の隅にいる彼らのことがキチンと理解できる。


 この映画を観て、お説教的ではなく、笑えるエンタメ作品を通じて社会のありようを描写している。


 これはアメリカでリメイクされアカデミー賞作品賞を獲得した「コーダ」(オリジナルのフランス映画の邦題は「エール!」)と同じ。


 昔のアートアートしたフランス映画ではなく、

わかりやすく、それでいて、社会矛盾などをさらりと批判したエンタメ作品。