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映画を中心にエンタメ、旅などを紹介しています。

 仕事旅で岐阜・美濃へ。今回も撮影会のアテンド。前泊で美濃加茂市まで、朝、東京から移動。普段、車で移動することが少ないので、車の移動は、結構楽しい。

 

 一番の楽しみはサービスエリア。ところどころのサービスエリアで地産の野菜などを買う。これが楽しい。

 

 ランチは唐揚げ定食と決めている。東京を朝発すると静岡、愛知あたりでランチタイムになる。このあたりに鳥からがうまいのだ。




 

 サービスエリアって、若干、値段の設定が高めのところが多いけど、鳥から定食は市場価格で提供される。なんでだろう。安いというだけでなく、カラッとして美味しいのだ。


お約束のような、車窓からの立派な富士山。

 

 

 アカデミー賞のノミネートが発表された。「罪人たち」がほとんどの部門を制して16部門の最多ノミネート。13部門で続くのは「ワン・バトル・アフター・アナザー」。

 

 確かにサプライズヒットした作品だし、ホラーの質を上げるという意味では意欲作だけど、あの映画、それほど「優れて」いるのだろうか?


 今回のノミネート作品を見ると、アカデミー賞って、こんなレベルのか?と感じる。

 

 「罪人たち」は、個人的には2度、3度繰り返して観たい作品ではなかった。(昨年、作品賞に輝いた「アノーラ」も一度観ただけで十分。数年経っても、観返したいとは思わない)

 

 この結果を見るとアメリカ映画って、やせ細っているなと感じる。


 話題になっているNetflixによるワーナー映画の買収。Netflixは一応、新作は劇場公開を優先するとは言っている。でも、その期間は45日。つまりは、どんなにヒットしていても1ヶ月半で劇場を引き上げ、配信に回される。

 

 どうしてもスクリーンでという人以外、45日待てば、確実に配信される作品をワザワザ観に行く? 


 自分はスクリーン派なので(配信を見たことがない!)「観る」。でも、一般の人は「観ない」が多数だろう。

 

 Netflixが最強のコンテンツ提供者であることは理解しているけど、映画のことを考えると、それでいいの?


 アメリカ映画はもっとやせるのではないか、と心配になる。


落選!

落選!


 

 

 今週末、イベントの仕事があって岐阜へ行く。高山には2度ほど行っているので、岐阜は初めてではない。

 

 でも、岐阜の人にとっては、飛騨高山は美濃ではない、という意識があるよう。以前、岐阜をベースに活躍されている方にお話を聞いたことがある。

 

 高山には何度が行ったんですと、お話すると「北部」ですね、とお答えになった。その微妙なニュアンスに「高山」は岐阜の中では、別物なのか、と思った。

 

 両親の出身地、大分。ここは江戸時代まで、豊後と豊前にわかれていた。大分県になって県庁所在地は豊後の大分市。国東半島が豊後と豊後の境。大分県としてまとまっても、豊後と豊前の人の意識には、微妙なニュアンスがあった。

 

 そんなニュアンスが美濃と飛騨にはあるのだろうか。

 

 その意味で「美濃」は初めて。どんな街なのだろうか?

 

 

 美濃と聞いて、まず思い浮かぶのは美濃焼。おみやげに買おうかな。

 

 それより、雪が心配。

 

 

 シアーシャ・ローナンがプロデュース、主演した「おくびょう鳥が歌うほうへ」。彼女が演じたのはアルコール中毒の若い女。

 

 アルコールを飲んでは暴れる。朝起きたら2度としないと誓うけど、夜になると飲まずにいられない。禁酒会に出ると、少しの期間だけ禁酒するけど、それもわずがな期間だけ。

 

 

「おくびょう鳥が歌うほうへ」★★☆☆☆

 

 若くして何度もアカデミー賞にノミネートされる経験を持つシアーシャ。

 

 間違いなく、若手を代表する演技派。しかし、この映画、もともと、ちょっとエキセントリックな役が多かった彼女。ここまで行くと極端過ぎる。

 

 自分でプロデュースしているのだから「やりたかった役」なのだろうけど、あまり、共感できる役ではない。

 

 俳優さんはこんな極端な役を演じるのは、楽しいんだろうな、とは思う。表現の振り幅を見せられる。そう思うのだろう。

 

 せめて、克服しました、なら、救いがあるけど、そこまでいかないで映画は終わる。

 

 弱き者の繊細な心情を描いた映画。なので繊細な気持ちで観ないといけないのかも、だけど、その繊細さに付き合うのは、ちょっとしんどい。

 日本アカデミー賞の優秀賞が発表された。(ノミネートといわずに「優秀賞」という表現には、いまだに馴染めない。ここから「最優秀」を選ぶ)

 

 当然「国宝」が最多。新人賞を含め17の優秀賞を獲得。特に注目は助演部門。男女それぞれ3人が「国宝」から選ばれている。(男優は横浜流星、渡辺謙、田中泯。女優は寺島しのぶ、高畑充希、森七菜)「国宝」が選ばれなかったのは主演女優賞だけ。

 

 作品賞は「国宝」「宝島」「爆弾」「TOKYOタクシー」「ファーストキス」。 


 「ファーストキス」が選ばれているのが、いかにも大衆の好み優先の日本アカデミー賞らしい。監督賞では山田洋次が落選して「ナイトフラワー」の内田英治が選出。



 

 他に目立ったところでは、松村北斗が「秒速5センチメートル」で主演男優「ファーストキス」で助演賞でW優秀賞を受賞していること。さらに森田望智が新人賞受賞と助演女優賞(作品は「ナイトフラワー」)で優秀賞になっている。

 

 これとまったく違う作品が選ばれたのが、先日、発表された「毎日映画コンクール」。作品賞を受賞したのは「敵」。他の作品賞候補は「国宝」「宝島」「桐島です」「旅と日々」。



 

 アカデミー賞で重なるのは「国宝」と「宝島」。この結果を見ると、あえて「国宝」を外したようにしか見えない。


 「敵」は意欲作ではあるし、長塚京三の演技は取り上げるべきかもしれないけど、作品として後世に残るような出来の作品ではない。


 ただし、監督賞、脚本賞、撮影賞、美術賞、音楽賞、録音賞などは、すべて「国宝」。ならば、なぜ?。

 

 でも、こんな選び方をするのが、日本の映画賞なのだろう。さて、これから発表になる「キネ旬」賞はどんな作品が選ばれるのだろう。

 

 

 

 1955年のイギリス映画「マダムと泥棒」。イギリスの老女優系ケイティ・ジョンソンが演じるマダムが巻き込まれる強盗事件が描かれる。犯罪映画なのだけど、テイストはコメディ。この老女に強盗軍団が翻弄される展開。



「マダムと泥棒」★★★★☆

 

 見どころは犯罪集団で登場する、のちの大スターたち。アレック・ギネス、ピーター・セラーズ、ハーバート・ロムなど。ギネスが演じるのは親分。それに個性的な泥棒集団が現金強盗を企む。

 

 駅の近くのおばあさんの家の部屋を借り受けて、そこをアジトにする。相手はおばあさんとバカにしていたら、最後にイタイしっぺ返しを喰らう。

 

 シンプルなのだけど、うまい。やはり50年代の映画。今のように捏ね回さない。映画の物語、描写はそれでいいのだ。今は映像技術が進んでいるので、話の展開もストレートでは物足りないと作り手は思っている。

 

 映画なんて概要を1分で説明できるような作品がいいのだ。歴史に残る映画はたいてい、そういうもの。


 その意味ではばあさんを騙そうとした泥棒たちが、そのばあさんに翻弄される話。この映画はこんなにシンプル。

 

 最近は英国らしい映画は少なくなったので、残念。10年、20年前には英国らしさのある作品が結構あって、ヒットしていたのに。(「フォー・ウェデング」「ノッティングヒルの恋人」「アバウト・ア・ボーイ」などなど)

 ドキュメンタリー映画「小屋番」。タイトルは山小屋で働く人のこと。映画は山岳写真家が八ヶ岳に点在する山小屋を訪ねる形で、山小屋の人たちの人生や、山が抱える環境問題などを伝えている。



「小屋番」★★★★☆

 

 山登りに興味はないけど、山の風景には圧倒される。それに、その山小屋で働いている人たちの清々しい顔つき。若い人は都会での生活に疲れて、山に救いを求めるというパターンが多いよう。それでも、山で働くうちに都会の垢がすっかりなくなっている。

 

 都会に生まれて、都会に育っているので、そんな自然環境に格別、憧れはない。それでも、この人たちの顔つきを見てると、幸せを実感しているのだろうな感じる。

  

 もちろん山にはたくさんの問題がある。環境の破壊、山岳者の認識不足による事故、それに巻き込まれてしまう捜索隊員。必要とされる医療などなど。

 

 それを山小屋を営む、それぞれの経営者が問題解決に向き合う姿も伝えられる。なるほど、そういう支えがあるから、山の安全が保たれているのだなと、この映画を観て知った。

 

 何よりも素晴らしいのは山の風景。特に空撮された風景は、まさに絶景。

 

 個人的な話なのだけど、この映画で案内人の役割を果たす写真家のことを少しばかり知っている。この人に近しい人で、この人のことを良く言う人はいない。映画では好人物のように見えるけど、実際はちょっと違う。

 

 それは映画の本質とは違う、まったくパーソナルな案件として気になってしまった。

 コロナ前にアメリカを中心に起こったムーブメント「#MeToo」。この流れで告発されたセレブたち。あれからしばらく経っているけど、復活の道は閉ざされたまま。

 

 もちろん人権を擁護するのは大切。それに近い時期の話なら仕方ないけど(かなり昔の過去に遡っての)話まで、持ち出されて締め出されるのは過剰。

 

 それに告発されて、仕事の場を失ったケビン・スペイシーのように、その後、裁判で勝訴しているのに、いまだに、かつてのような場は与えられないのは、一体、なぜなんだろうか?

 

 ウディ・アレンの場合などは、もっと酷で、数年前の実証も確かではない案件を、かつての義理の息子に告発されて、表舞台から強制退去。

 

 以降はヨーロッパで映画製作をしているが、2023年にフランスで公開された新作は日本では公開予定はない。(アメリカでも)

 

 

 この運動が起こった時、失礼ながら、ヒステリックな現象だなと思った。(アメリカは、特にこんな極端な方向へ走る時がある。禁酒法、赤狩りなど)


 その時の社会情勢で言えなかったということはある。しかし、その社会情勢は加害者も同じ。ここまでは許されるという認識もあったはず。

 

 もちろん加害者の謝罪は必要だけど、社会的な地位をすべて剥奪というのは、行き過ぎではないか。

 

 元来、芸術家はどこかいびつな人なのではないか。それを許さないというのが今の世の中なのだろう。

 

 個人的にはウディ・アレン、ブライアン・シンガーの新作を観たい。ケビン・スペイシー、ジェームス・フランコ、ケイシー・アフレックの演技を観たい。

 

 あ!ジョン・ラセターも。

    

  そんな風に思うのは、やはり、今の常識からは外れているのだろうか。

 2006年アルカイダと戦ったイラク戦争をリアルに描いた「ウォーフェア」。実際の戦闘に戦士として参加したレイ・メンドーサが共同監督。

 

 

「ウォーフェア・戦地最前線」★★★★☆
 
 評判通りの迫力の戦闘シーン。観客はこの戦闘に巻き込まれるよう。この戦争の善悪は、とりあえず置いて、この擬似体験のリアルさに驚愕。
 
 戦争をすれば、兵士はもちろん、市民も巻き込まれる。だから、戦争はしてはいけない。それは健全な思考。
 
 だけど、現実はまったく違う。利があれば誰かが狙う。地下資源がある国なのに、守りが弱今国が狙われてしまう。
 
 今の中央アフリカなんて、そんな典型。地下資源を目的にロシア、中国が独裁者を応援している構図。
 
 スーダンなども石油が出たばかりに、国は安定しない。
 
 そうなると、この映画のような武力の衝突になる。
 
 甘い日本に育った自分には、とても耐えられない世界。自衛隊員だって(安全を保障された)戦闘地区の後方支援しただけで、数多くの隊員がトラウマを抱える。
 
 戦争は怖い、絶対行きたくない、経験しなくないと、この映画を観て感じるけど、世界の現実にも目を向けないといけないなと痛感する。
 
 あれがリアルなんだから。

 メガヒットになっている「ズートピア2」。年末に英語版(原語)で観て、よく出来ているなと感心した。続編としてはピクサー全盛期の「トイストーリー」並み。



 

 2度目は吹替で観ようと思っていた。オリジナルで観た時、ヒロインの声が日本版の上戸彩にすごく似ていた。そうか、そんな理由でキャスティングされているのか?と。それを確認してみたい気になった。

 

 やはり、吹替良く出来ていた。上戸彩のキャスティングは完璧。日本語版を見て、おやっ?と思ったのが、悪役で登場した梅沢富美男。画面に梅沢富美男の顔が浮かんでくる。これって吹替版としては、どうなのか?。なのだけど、妙な味わいがあった。江口のりこも独特の存在感。

 

 個性的な俳優たちの吹替を楽しんだ2度目の「ズートピア2」。それにしても衰えないない観客動員。川崎のシネコンも大きなスクリーンのシアターがほぼ満員。大きなポップコーンを手にした親子連れ。

 

 劇場にしてみると、こんなにコンセッションの売り上げに協力してくれるお客さんを呼べる映画はありがたさの極地。