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映画を中心にエンタメ、旅などを紹介しています。

 ダコタ・ジョンソンが主演した「マテリアリスト(MATERIALISTS)」。彼女が演じたのは結婚相手を紹介するマッチメーカー。男女それぞれの希望を聞いて、デートをセッティングする。



 

 映画は、彼女がマッチメイキングした富豪の結婚式で、花婿の弟(売れっ子のペドロ・パスカル)と出会うことで、物語が展開する。


 その結婚式には元カレ(クリス・エヴァンス)がケイタリングサービス員として働いていた。久しぶりの再会。

 

 若い時に俳優と夢見て付き合っていた二人。でも、女優を諦めた彼女と、夢を追い続ける彼とは価値観が違ってきて、別れる。

 

 マッチメイキングの仕事の出会い。周囲も認める成功を収める。


 ペドロ演じる男は、金持ちで、イケメンで、さらに趣味が良いミスター・パーフェクト。

 

 しかし、彼に求婚されると、急に彼への気持ちが萎んでしまう。生まれ育った世界の違いを痛感する。それまで、さまざまな男女のケースを見てきた彼女だからわかる世界。

 

 さらに仕事では、クライアントに暴行事件が起こって訴訟問題に発展する。自信を持っていた仕事も揺らぎ始める。さて、彼女は?

 

 ふたりの男で揺らぐ女性の気持ちが丁寧に描かれている。マッチメーカーの日常で見せる結婚の現実。男女がお互いを「モノ」のように見定める。

  

 そんな現実をしっかり描いているのは「パスト・ライブス」で高い評価を得た韓国系の監督セリーヌ・ソン。前作同様、男女の気持ちのささやかな違いを描いている。


▲アメリカでは1億ドルをこえる大ヒット。

 新宿の老舗バー「BURA」で脚本家・映画監督の荒井晴彦に出会った。

 

 荒井さん日頃から「映画芸術」などで辛口意見を表している人。師匠筋にあたる故・若松孝二は「荒井もいい加減しろよ」と笑って怒っていらした。

 

 でも、荒井さんに映画の話を伺うのは楽しい。率直な方なので表現がストレート。それでいて、映画の本質を教えてくださる。

 

 この日聞いたのは三宅唱監督の「旅の日々」のこと。海外で映画賞に輝くなど、公開前から称賛の声が高かった作品。個人的には、それほどよく出来た作品には感じられなかった。

 

 

 ポイントは2点。まず、主人公が韓国人であること。彼女は日本映画のシナリオを書いているという設定。彼女の日本が完璧なら韓国人でもかまわない。でも、映画では彼女はハングルで脚本を書いている。これが日本を舞台にした韓国映画というなら、まだわかる。でも日本映画なのだ。

 

 まず、この設定を疑問に思っていた。それで日本語を使えない人(韓国人)に脚本の依頼がくるかという問題。この問題、一度、脚本家や映画監督に聞いてみたかった。

 

 荒井さんの答え「ありえない」だった。

 

 それと前半に挿入される河合優美の出る(完成された)映画。「あれ、どうでした?」「つまらなかったですよね」と伺ったら「あれもダメだったね」ということ。

 

 公開時は絶賛に近い声が多かったので、自分の見方が悪いのかと思っていた。プロ中のプロのご意見を伺って納得した。

 細田守監督の「果てしなきスカーレット」が大変な状況になっている。賛否というか否定的な意見が支配的。ネット記事では430席あるシネコンでお客さんが10名もいなかったとか。

 

 「時かけ」が日本アカデミー賞に輝き、さらに「サマーウォーズ」が大ヒット。


 13年の「おおかみこどもの雨と雪」以降は、東宝のラインナップ入りして「ポスト」宮崎駿として期待されてきた細田守。

 

 07年の「時かけ」以降、10年「サマー」13年「おおかみこども」16年「バケモノの子」19年「未来のミライ」まで連続で日本アカデミー賞最優秀賞を得てきていた。


 しかし、前作の「竜とそばかすの姫」は66億の大ヒットを記録したものの、最優秀賞は逃している。

 

 そして今作。今作は初めて舞台を外国に設定している。その意味では冒険作。


 それが、今回の賛否に分かれている原因とも言われている。


 個人的には「おおかみこども」から「ミライ」まで、どんどん家族映画の方向へ走っていて、世界観が狭いなという印象を持っていた。

 

 その面では予告編を見て「スカーレット」ではチャレンジしているなと感じていた。だた、それが予告編レベルでは、どうもしっくりは来なかったというのが正直な感想。さて本編は?


「果てしなきスカーレット」★★★★☆

 

 シェークスピアの「ハムレット」を下敷きにした壮大な物語。「赦す」ことをテーマにして、ヒロインの地獄旅が描かれる。


 描かれる情景がおぞましいのに美しい。大きなスクリーンに映える広大な風景。比較的小さな世界を描いて来た細田監督の新境地。


 サウンドもお見事で、やはり、これはスクリーンで観る映画。


 客入りが悪いとの評判だったけど、週末のシネコンは7.8割の入り。満席がノルマかもしれないけど、大外れとはいえないのではないか。

(もっともランキングでは2週目でトップ10外に。これはかなりショッキング。)


 芦田愛菜は確かに熱演。岡田将生の現代人という設定も良かった。名優揃いの声優陣。シェークスピアの世界に重みを持たせた。


(ネットにあふれる悪意だけの評には、正直ウンザリ。「懲役111分罰金2000円」なんて!そんな映画の見方楽しいかな?

 「宝島」の時は監督の過剰反応に、やや呆れたけど、細田監督の心中やいかに。次作のハードルは高い。)

 新宿の行きつけのバー「BURA」で脚本家(キネマ旬報映画賞の脚本賞5度!受賞の大御所)・監督(監督では柄本佑主演の「火口のふたり」で年間1位を獲得)の荒井晴彦氏に遭遇。

 

 綾野剛とは2度目のタッグになる「星と月は天の穴」が12月19日からテアトル新宿ほかで公開。


 荒井さんに「お正月映画じゃないですか!」と振ったら、ニヤリと笑い「ライバルは(同日公開の)「アバター」だからな」とひとこと。


 今週末にはテアトル新宿で荒井晴彦特集のオールナイト上映。荒井さんは舞台挨拶もなさるそう。




 脚本家として頂点を極めて、監督業も順調。必ず映画館で新作拝見します!




 1984年のラルフ・マッチオ主演で製作された空手映画「ベストキッド」。日系人俳優のノリユキ・パット・モリタが、空手の師匠ミヤギを演じて、アカデミー賞にノミネート。以降、シリーズ化され4作まで製作された。

 

 2010年にジャッキー・チェンの主演でリブート。「ベストキッド」という邦題が紛らわしいけど、原題は「KARATE KID」。もちろんジャッキー版も「カラテキッズ」のままなんだけど、内容は「カンフーキッド」に。

 

 その2010年版の続編的映画「ベストキッド・レジェンズ」。


 前作が思い切り中国シフト映画(ジャッキーだから当然だけど)だったので、看板に偽りあり!と憤る気分になった。なので、今年公開された「レジェンズ」もパスしていた。


 機内映画ならばと見たら、意外に良かった。良かった点はオリジナルに一応の敬意があったこと。


 

 ファーストシーンにノリユキ・パット・モリタのミヤギが登場する。そして、彼によって沖縄空手と中国のカンフーの交わりが説明される。

 

 主人公は北京の少年。兄は格闘技がらみの諍いに巻き込まれて殺されている。ジャッキーの役はカンフーの先生で、彼らの叔父。少年はカンフーを続けたいが、兄の件があって母親は絶対反対。

 

 母親が環境を変えるためにNYへ移住する。しかし、アジア系の彼はNYのワルたちに絡まれて、また格闘の世界へ戻るという展開。


 舞台が北京からNYに移ったのが良かった、

 

 クライマックスはカラテ大会なので、ヘルプとしてラルフ・マッチオが登場。少年はカンフー&空手を身につけるという物語。話が中国に偏らなかったが良かった点。

 

 編集のテンポがよく、ざっと1時間半にまとまっている。娯楽映画としては十分合格点だった。

 今回はハワイ旅。ツアー料金は安かったけど、現地の物価高、さらに日本人にとってはキツイ円安。旅立つ前に、いろいろと対策を考えた。

 

 今回滞在するのはコンド型の部屋。事前にネットで調べたら、フルキッチンでオーブンまである。さらに食器類も揃っているので、基本、家食にしようと考えた。

 

 最近、訪れる回数の増えた那覇(あくまでも那覇だけ、他には行かない!)でも。スティするのはアパートメント型のホテル。スーパーで買い物して、ホテルで自炊な日々。


▲日本から持って来たパスタでランチ

 

 これが意外に楽しい。

 

 ワイキキでは、住宅地のようなスーパーがないのは残念。(しばらく来ないうちに、クヒオ通りにあったスーパー「フードランド」がなくなっていた。)






 元来は食品を得意とはしない「ターゲット」がインターナショナルマーケットのクヒオ通り側にできていた。1Fの売り場の半分は食品売場。生鮮食品は申し訳程度だけど、冷凍食品は「使えた」。

 

 普段は冷凍食品を使うことはあまりないけど、そこは我慢。ピザなどをオーブンで焼いて楽しんだ。物価高対策だけでなく、家食はなかなかに楽しい。


▲空芯菜とエビのマヨ炒め。白ワインはターゲットで5ドル。


 「ターゲット」でアルコールを買うにはパスポート持参が必須。現役を持ち歩くのは、危ないので、古いパスポートで対応。


 バケットは2本で3ドル60セント。オーブンで焼いてカリカリに。オーブンがあって良かった!

 飛行機の機内上映映画。日本未公開の映画とか、時には公開よりも先行して上映していることもある。帰りの便で観たのは名優リチャード・バートンの伝記映画「MR.BURTON」。



 

 このミスター・バートンには二重の意味がある。ひとりはもちろん名優のリチャード。もうひとりはリチャードの戸籍上の父親になった、名優の育ての親フィリップ。

 

 映画は二人の運命的な出会いからの関係を描いている。

 

 最初の出会いはリチャードの高校時代。先生だったのがフィリップ。リチャードが家庭の事情で中退したことで、ふたりの縁が深くなる。

 

 リチャードの才能の見抜いたフィリップが親代わりになって、高校に復帰させ、さらに彼の生活全般の世話をする。


 先生の方には、彼に対して性的な意味も含めて「愛」があったのだとは思う。周囲もそういう目で見る。

 

 映画ではオックスフォードに行くために、炭坑夫の息子のままでは推薦できないので、バートンの養子になる、という展開になっている。

 

 バートンはその後、順調に名優への道を歩む。いわゆるエリートではなく、貧民の子供だったバートン。しかし、才能に恵まれ、それを発掘される出会いがあってこその成功。

 

 時代背景やキャラクターの描き方も丁寧で、特に英国らしい名優のトビー・ジョーンズの先生ぶりは素晴らしかった。

 今回のハワイ旅。きっかけは、ある旅行会社のチラシ。思っていた以上にハワイが安かった。ネットで探したら、さらに安い。

 

 エア&ホテルで15万。エアはANA。ホテルはバニアンで5泊。

 

 バニアンがリノベ中、プールは使えません、日中は工事音がします、との注意書きがあった。

 

 プールはあった方がいいけど、ビーチに行けばいい。リノベは日中。部屋には、ほとんどいないので気にならない。

 

 ホテルに入ってびっくり。部屋は古いが広い。キッチンがついているとは知っていたが、フルサイズ。冷蔵庫も家庭サイズ。調理道具も、食器も揃っている。

 

 

 

 

 大きなアイランドキッチンで食事には重宝。

 

 円安、物価高。カクテル飲んだら1杯20ドル。キッチンカーのランチプレートでも20ドル〜。アメリカでは、あたり前の物価かも知れないけど、日本円に換算すると、ざっくり3000円以上になってしまう。下手したら4000円?

 

 そんな事実はあらかじめ知っていたので、日本から食料品を持ってきた。(こんなことするの初めて)


 キッチンが立派だったので、ほぼ家食(この場合はホテル食か?)で過ごした。

 

  しかし、疑問なのはエアはいくらで、ホテル代らいくらなのか?ということ。

 

 いつも使うXperiaなら自分で、それぞれを選ぶのでわかっている。今回はパッケージなので内訳がわからない?

 

 この格安の内訳はどうなっているのだろうか?

 

▲32階の部屋からは毎日、こんな夕暮れを楽しめた。バルコニーで自前のカクテルを飲みながら、楽しんだトワイライトタイム。

 神奈川県山北町にある「酒水の滝」。

 ここが神奈川かと思うほど、のどかな風景。滝は水量はそれほどでもないが、落下差があり、意外な迫力。

 紅葉の名所というほどの場所だけど、それなりの晩秋の情景は楽しめる。



 週末、早い時間なら東京から1時間半もかからずに到着できる。





 秋風景を楽しむには、いい場所。

 評判の高かった実写版「ヒックとドラゴン」。ロードショー中は、観たかったのに、なかなか時間が合わなくて見逃していた。

 

 映画は基本スクリーンと思っているので、このまま未見のままだなと思っていた。

 

 ハワイ行きの飛行機で上映されていたので、ありがたく観た。

 

 

 見逃したのはアニメ版だけで充分かな?という気持ちもあったから。年に300作品以上観ているけど、タイミングが合わなくて見逃してしまう作品もある。

 

 実写版、評判通り良く出来ていた。

 

 アニメのヒックのイメージはさびしがり屋の少年。実写版は自分の存在に悩む青年。すこし、キャラを大人にしたことで、実写の意味が明確になった。父親と息子の葛藤の物語。

 

 アニメ版に基本、忠実でいながら、実写版としての個性が出たのは、監督がアニメ版から同じ人だから。

 

 これは珍しいのではないか。(ディーン・デュボア監督で脚本も兼任)アニメ3作から、この実写版。知り尽くした世界だから、アニメと実写、同じ物語をきちんと色分けできた。

 

 元来は大きなスクリーンで観るべき映画なのだろうけど、飛行機の画面だとはいえ、見られて良かった。


(お父さん役がジェラルド・バトラー。貫禄ありすぎで「オペラ座の怪人」がラッセル・クロウ化?)