ダコタ・ジョンソンが主演した「マテリアリスト(MATERIALISTS)」。彼女が演じたのは結婚相手を紹介するマッチメーカー。男女それぞれの希望を聞いて、デートをセッティングする。
映画は、彼女がマッチメイキングした富豪の結婚式で、花婿の弟(売れっ子のペドロ・パスカル)と出会うことで、物語が展開する。
その結婚式には元カレ(クリス・エヴァンス)がケイタリングサービス員として働いていた。久しぶりの再会。
若い時に俳優と夢見て付き合っていた二人。でも、女優を諦めた彼女と、夢を追い続ける彼とは価値観が違ってきて、別れる。
マッチメイキングの仕事の出会い。周囲も認める成功を収める。
ペドロ演じる男は、金持ちで、イケメンで、さらに趣味が良いミスター・パーフェクト。
しかし、彼に求婚されると、急に彼への気持ちが萎んでしまう。生まれ育った世界の違いを痛感する。それまで、さまざまな男女のケースを見てきた彼女だからわかる世界。
さらに仕事では、クライアントに暴行事件が起こって訴訟問題に発展する。自信を持っていた仕事も揺らぎ始める。さて、彼女は?
ふたりの男で揺らぐ女性の気持ちが丁寧に描かれている。マッチメーカーの日常で見せる結婚の現実。男女がお互いを「モノ」のように見定める。
そんな現実をしっかり描いているのは「パスト・ライブス」で高い評価を得た韓国系の監督セリーヌ・ソン。前作同様、男女の気持ちのささやかな違いを描いている。
▲アメリカでは1億ドルをこえる大ヒット。



























