バンコクがどんどん変化するのは仕方ないとあきらめでいる。
今回のバンコク旅で、多分、もうないだろうと覚悟はしていたけど、やっぱり、そうなってショックだったのはサイアムにあった老舗映画館スカラ座の消滅。
ここ東京のオールドファンにはバンコクの「テアトル東京」だったと表すば、わかってもらえるだろか。
まあ、古い映画館が残る場所ではないと思ってらいた。1000席はある大スクリーン。バンコクの一等地なのだ、再開発は当然。東京だって、そんな大劇場型映画館なんて皆無なのだから。
同じ系列でバンコクでは珍しくアート映画を上映していたリドも映画館としての運営は終了していた。
かつての映画館のつくりはそのままに、ライブなどのイベントを行うスペースになっていた。
文化施設の少ないバンコク。このリドは、その中で砦のような存在だった。
日本映画の新作も積極的に上映していたリド。
バンコクはひたすらモノを消費するだけの街に変わっていくようだ。
勝手な旅行者は、そんな昔の想い出をノスタルジーに閉じ込めようとする。センチメンタルだとはわかっているけど、モノだけじゃ、つまらない。

