26年スクリーンで観た映画24「喝采」久しぶりのジェシカ・ラング堪能 | con-satoのブログ

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 アカデミーを2度受賞しているジェシカ・ラング。70代の主演作品「喝采」が公開中。

  

 彼女が演じたのは往年の大舞台女優、リリアン・ホール。映画は認知症が発覚した彼女がチェーホフの「櫻の園」に挑む姿が描かれる。

 



「喝采」★★★★☆

 

 23歳で「キングコング」のヒロインに抜擢されたことでスタートしたラングの映画女優人生。映画はヒットしてゴールデングローブ賞の新人賞を受賞するも「お猿と共演した女優」として干さる。

 

 見事な復活を遂げたのが3年後。ボブ・フォッシーがカンヌで最高賞を受賞した「ALL THAT JAZZ」。彼女は主人公の夢のヒロインを演じた。

 

 以来、約半世紀、大女優の道をまっしぐら。ゴールデングローブ賞、トニー賞など、映画、テレビ、演劇の栄誉を数多く受けている。

 

 新作は彼女と重なるような大女優役。認知症が確認され、控える舞台公演を迎えられるかという展開。やはり、オスカー女優のキャシー・ベイツ(彼女は製作も兼任)も登場。この大女優を支える家政婦兼マネジャーのような存在を演じる。これが、さすがの演技。

 

 この2大女優の熱演で見せるバックステージもの。素材に新鮮味はないし、現代の話なのに古臭い(いくら往年の大女優の話にしても)。


 お金がかかるかもしれないけど、80年代の話にしたら、ノスタルジーな味わいと、ある種のリアリティが出たのではないか。


(キャサリン・ヘップバーンやアンジェラ・ラズベリーが現役だったんだし!)