25年スクリーンで観た映画196「バッド・ジーニアス」タイ映画アメリカ・リメイクの要は人種問題 | con-satoのブログ

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 2017年のタイ映画がアメリカでリメイクされた「バッド・ジーニアス」。舞台になるのはシアトルの進学校。主人公は中華系の女子。優秀な彼女。でも経済的な問題があって、その学費は払えない。父親はなんとしてもというけど、自分は公立でいい。しかし、学校には特待制度があり、彼女は特待生に。

 彼女に近寄るのはお金持ちだけど、成績はイマイチの生徒たち。カンニングに報酬を払うというのだ。その誘惑に彼女は応じる。

「バッド・ジーニアス」★★★☆☆

 アカデミー賞作品賞に輝いた「コーダ」もそうだけど、オリジナルを観ていない人には楽しめる映画だろう。でも、オリジナルを観ていると、つい較べてしまう。

 アメリカの多くの観客はオリジナルを観ていないで、これがオリジナルの作品と思っているのだろう。日本でも韓国映画のリメイクなどが作られているけど、それも好みではないし、良いと思える作品は少ない。

 アメリカの場合は、今でも外国映画を観る層は限られているし(以前よりは多くなったといえ)、それがリメイクであることを知らない人も多いはず。

 このリメイクはカンニングに人種問題を絡めて、より社会的な意味のある映画に仕立てようとしている。それはそれで、悪くはないけど、オリジナルのゲームとしてカンニングを楽しむという明るさはなくなった。

 オリジナルを観ていなければ★★★★☆だったかも。