この数年、原田マハの美術小説にハマっている。最初に読んだのが「楽園のカンヴァス」。以降「ジヴェルニーの食卓」「太陽の棘」「異邦人」「ロマンシェ」「暗幕のゲルニカ」「デトロイト美術館の奇蹟」「リーチ先生」「サロメ」「たゆたえども沈まぬ」「美しき愚かものたちのタブロー」「風神雷神」「リボルバー」「板上に咲く」を立て続けに読んでいる。
どれも秀作揃い。彼女が直木賞で無冠なんて信じられない。(候補になったのも、たったの2回)別に賞など、どうでもいいと思いながらも、これほどに安定して、見事なストーリーの作品を発表している作家に失礼だなと思う。
そんな原田マハの美術小説。そのきっかけになった「楽園のカンヴァス」を読んでから「訪れるべき場所」として認知し続けていたのが、大原美術館。
そんな思いを抱えて数年が過ぎ、やっと行った。朝、早く羽田を出発。午前中には岡山空港に着き、その足でバスで倉敷へ。一目散に美術館に到着した。
事前にどんな絵画などがコレクションされているかは、調べている。たっぷり時間をかけて、体力を許す限り(美術館って、気も体力も疲れるもの)館内を鑑賞した。
