休日、渋谷で映画の合間時間が1時間ほど出来た。そうなると行き先はディスクユニオン。ゆっくり時間があるのでAtoZでアーティスト順に探していく。Mコーナーに差し掛かるとマイルスのCDがたくさん。
そのコーナーにあったのが「死刑台のエレベーター」のサントラ盤。フランスのルイ・マルの長編商業映画デビュー作。マイルスの音楽は即興で、それも伝説の名盤。
もちろん映画は観ているけど、マイルスが演奏するサントラを持ったことがなかった。正直、マイルスって伝説の人過ぎて、自分には少し遠い人なのだ。さらに、モダンジャズというジャンルもハードルが高い。
映画はジャンヌ・モロー、モーリス・ロネ、リノ・ヴァンチェラと実力派が揃う名作。ヒッチコック的な展開の1958年のヌーヴェルバーク幕開き的作品。
この時、ルイ・マル25歳。26歳で「JAWS」を撮ったスピルバークも天才だけど、25歳でこの大人の感性の映画を撮ったルイ・マルの天性の監督術には脱帽。
音楽は、たまたまパリにいたマイルスにラッシュを観てもらいながら作ってもらったそう。ルイ・マルとマイルスを引き合わせたのがボリス・ヴィアンだというのもすごいエピソード。
70年近く経っても新鮮さが変わらない。すごいです、マイルスもルイ・マルも。
