仲間由紀恵が沖縄を舞台の映画に主演した「STEP OUTにーにーのニライカナイ」。彼女が演じたのは二人の子供を育てるシングルマザー。その中学生の息子がダンスに目覚めて、ダンススクールに通う。そこで起こるドラマが描かれる。
「STEP OUTにーにーのニライカナイ」★★★★☆
仲間由紀恵がどっしりとした沖縄の母親役を好演。実生活でも母であることが、演技にも影響しているのだろうか。
息子を演じるsoulが魅力的。素直な目線に静かな力がある。
舞台になるゴザ(沖縄市)の風景と物語の展開が見事にリンクしている。姿は見せないけど、常に街をおおう飛行機音。それが舞台が基地の街、ゴザであることを強調している。
監督は堤幸彦。この映画はいつものトリッキーさはなく、ストレートな親子のドラマ。ただし、演出は平坦。この人、売れっ子監督だけど、トリッキーさ意外には、あまり作家性がない。年齢的には巨匠といわれる年齢だけど、作家としての成熟はない。
それでも沖縄というのは映画の舞台として絵になる場所。それが活きた映画。
