リドリー・スコットが監督し、その年のアカデミー作品賞を得た「グラディエーター」の24年ぶりの続編が公開。
「グラディエーターⅡ・英雄を呼ぶ声」★★★★☆
実はあまり期待していなかった。最近のリドリー・スコット、かつての栄光にすがるような作品が多いから。また、続編?というの正直な気持ちだった。
しかし、なかなかの迫力。ローマを再現したセットが素晴らしい。これだけでも観る価値あり。物語は2代にわたるオデッセイ。今度は息子が主役。
演じるのはポール・メスカル。決して、悪いというわけではないけど、前作のラッセル・クロウのようなカリスマ、スター性がないのは残念。
もひとつ残念なのは双子の暴君の皇帝。前作はホアキン・フェニックスが不気味な皇帝で、圧倒的な存在感だった。
この主な役を演じる若手俳優が前作より、かなり見劣りするのがマイナスなポイント。
でも、皇帝さえ操ろうとするデンゼル・ワシントン、ローマの将軍ペドロ・パスカルなどのベテラン俳優は魅力的。
特にワシントンは助演賞クラスの存在感のある演技で、さすがの大物ぶり。演っていて楽しそうな役なのだ。
