24年映画は映画館で210「劇場版・モノノ怪」和風極彩色の画面にクラクラ | con-satoのブログ

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 コミック→テレビアニメ→劇場版のルートをたどって公開された「劇場版モノノ怪・唐傘」。コミックもテレビアニメも知らなかったけど、なかなかの評判だったので、劇場へ。

 江戸時代の大奥が舞台。そこにもののけが現れという展開。ここに登場する薬売りが、この物語の主人公らしいのだが、映画版では脇役。


「劇場版モノノ怪・唐草」★★★☆☆

 テレビアニメが評判だったらしいが、まったく見ていないので、この作品の世界観がいまいち理解不足。

 和風ながら、極彩色の画面は絢爛豪華という言葉がふさわしい。それを楽しんだ。

 ただし、物語の展開はいまいち。大筋は大奥に取り憑いたモノノ怪を、この薬やさんが取り除くという話。でも、装飾が多くて、物語の筋立てがスッキリしない。

 ここはシンプルに新人さんの奮闘記で見せれば、わかりやすく、あの美しい画面を楽しめるのに。

 そう感じるのは、こちらが基礎知識不足だからか。ネット時代になって、キャラに、やたらとこだわった映画(特にコミック→アニメ→映画版の場合)が多い。

 ファンミーティングのノリなのだ。でも、劇場版の場合は、単体でも、話がわかるような造りが望ましい。