先日、ネットで読んだのが「6500円の新価値」と歌舞伎にある109プレミアムシアターを取材した記事。
さも成功しているように書いているが、根拠は曖昧。歌舞伎町にプレミアム専用シネコンが開場したのは、富裕層を客層にする二子玉川のプレミアムシートが成功したから!と書いている。
はて、ニコタマの109シネマ、確かに周辺は富裕層がいる。駅前の高島屋は平日ならリッチな装いの客も多い。
しかし、週末は「それに憧れる」層が中心で決して富裕層ばかりという雰囲気ではない。この記事にあるように、その富裕層が集まるニコタマの109でプレミアムシートが人気ということもないと思う。109シネマの会員なら通常料金でプレミアムシートを利用できる。つまりはプレミアムシートがそれほど人気ではないということ。
そんなに富裕層とは思えない川崎でも、ニコタマと客層が見分けられるほど違うとは思えない。つまりはニコタマに富裕層がたくさん駆けつけてプレミアムシートが大盛況というワケではない。
新宿のプレミアムシート・オンリーのシネコンが大成功しているとも思えない。(1年に300本以上、映画館で観ているが、行きたいとは思わない。それに、あの歌舞伎町でも一番ガラの悪さで有名なTO横でプレミアムって言われても、、)
日経の記事はまるでペイドパブみたいな記事だった。それなら「広告」と明記すべき。これだから、日本のジャーナリズムって信用出来ない。これで報道の不自由度、先進国最下位って言われてもな、な。
▲日曜日のニコタマのプレミアムシート。お客さんは誰もいなかった!これで好評なの?