恵比寿の写真美術館「木村伊兵衛・写真に生きる」展にギリギリ間に合った。 | con-satoのブログ

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 恵比寿にある東京都写真美術館。現在開催されているのが「没後50年」を記念した「木村伊兵衛・写真に生きる」。3月から開催されていたのに、なかなか恵比寿に行く機会を作れなかった。


 もう会期終了が近くなったので、間に合わなくなるとGW中に行った。  

 世界でも写真専門の美術館で、ここまでの規模を誇る場所は珍しい。パリでもそこまで大きくはない。ある意味カメラ大国の日本にあるべき美術館。




 木村伊兵衛。昭和を代表する写真家。写真界には「木村伊兵衛写真賞」があって、それは写真界の芥川賞と称されている。

 1901年生まれなので、生誕123年。74年に亡くなっているので、今年没後50年の節目。戦前から写真家として活躍して、戦後カラーの時代まで。作品としては、ほとんどがモノクロ。でも、パリで撮ったカラーの作品は色合いも優しくて、パリのこの時代の雰囲気を伝えている。

 秋田で撮影された作品は代表作品といわれているが、東京生まれの、この人はやはり都会のシーンが似合う。