松田聖子のジャズプロジェクト第3弾「SIEKO JAZZ 3」が先月リリース。そのプロモーションを兼ねて、9日の「ミュージックフェア」に登場した。
アルバムに収録された「ティアーズ・イン・ヘブン」などを歌唱。この「SEIKO JAZZ3」実は所属するユニバーサルミュージックのHPには一切の記載がない。「SEIKO JAZZがすごい」という項目もあるのに、そこに記載されているのは前作「2」のことだけ。
アルバムとしても2年半ぶりのアルバムなのにリリース情報さえないのは異常な事態。一体ユニバーサルと松田聖子側に何が起こっているのか。
わがままさで何かと問題を起こしている松田聖子。今回のリリースも久しぶりのアルバムだけど、決して良い販売成績とは言えない。
80年代を代表するアイドル。彼女ほど成功を収めたアイドルはいない。全盛期にはチーム聖子というべき存在(プロデューサーの若松宗雄、作詞家の松本隆、アレンジャーの大村雅朗)が彼女の優れた楽曲を支えていた。
シンガーとしては才能にあふれている人だと思う。でも、それ以外では松任谷由実や竹内まりやのような才能がないのはセルフ作品をみれば明白。
その意味でもジャズでカバー曲を歌うというのは良い企画だった。それでも周囲と揉めているのなら、せっかくの企画も台無しになってしまう。