24年映画は映画館で12「シャクラ」ドニー・イェンのアクション満載なれど、、。 | con-satoのブログ

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 中華圏を代表するアクション俳優のドニー・イェン。彼が監督・主演した「シャクラ」。香港の武侠小説が原作。ドニー・イェンが演じるのは無敵の武芸者。 

 しかし、陰謀に巻き込まれて、殺人者に仕立てられてしまう。疑惑を晴らすために奔走するが、彼の行く先、行く先で殺人が起こる。その度に彼が疑われてしまう。果たして彼は疑いを晴らせるか?


「シャクラ」★★☆☆☆

 ドニー・イェンのアクションは見せ場たっぷりなんだけど、それだけの映画。それも2時間を超える映画だと辛い。

 ちょっと面白かったのは、中国の中世の時代の街並みのセット。これが良く出来ている。日本の古い街並みのようなのだ。

 映画としてイマイチなのは、俳優陣の魅力のなさ。共演する男優、女優だれも良くない。

 俳優が監督する映画って、監督が俳優の生理がわかっているので、いいパフォーマンスを引き出すことが多い。しかし、この映画の俳優、誰も良くない。これが今の中国映画のレベルなのだろうと、変なところで納得した。

 駄作だと思った「ジョン・ウィック」でさえ、唯一イェンだけが、カッコ良かった。でも、この映画を観てイェンの顔が微妙に時代劇向きじゃないと感じた。どうも、クッキリの二重が時代劇ぽくないのだ。