原田マハの小説「太陽の棘」を読んで膨らんだ沖縄旅への気持ち。今回の旅のテーマはアートにした。アートといって欠かせないのは「おきみゅー」沖縄県立博物館・美術館。
那覇の新都心の中心的建物。前々回も行っているが、今回は今年の夏、沖縄本土復帰50周年の記念展として東京国立博物館で開催された「琉球展」が沖縄に戻ってきて開催されている。
天皇皇后もご覧になった「琉球展」。できるなら沖縄で見たいと思っていた。実にナイスなタイミングで沖縄に来ることが出来て良かった。
日本の中でも唯一王国として栄えていた沖縄・琉球。中華文化と大和文化の交流点でもあった場所。江戸末期になって、大和(日本)を向くようになったけど、それ以前は中国にも重きを置いていた。それでも属国にはならず、王国として独自の文化を育んで来た。この土地らしさが、あたらめて感じることの出来る展覧会だった。
決して、この島々は大和でない、それを尊重しなければと、那覇でこの展覧会を見ることができた意味を噛みしめた。




