英国の大女優アンジェラ・ランズベリーの訃報。96歳はエリザベス女王と同じ年齢。アンジェラは25年生まれなので半年ほど女王よりお姉様の大往生。
日本ではテレビシリーズ「ジェシカおばさんの事件簿」で有名ということでテレビ女優のイメージがある。訃報でも「ジェシカおばさん」の女優という伝え方だった。
テレビでも映画でも活躍したけど、彼女の主な仕事場はステージ。しかも、これ以上なく成功したミュージカル女優なのだ。トニー賞を受賞すること5回。うち4回は主演女優賞。「メイム」「ジプシー」「スウィーニー・トッド」などブロードウェイミュージカルの傑作に主演したランズベリー。
映画では助演が多かったけど、ステージではリスペクトされる主演女優なのだ。映画の遺作は「メリー・ポピーンズ・リターンズ」。最後の作品がミュージカルでよかった。この映画で彼女が出てきた時は心の中で喝采した。その時はこれが遺作になるとは思わなかったけど、最後の花道になって良かった。
この「メリー・ポピンズ」の続編。正編があまりに傑作なのでイマイチ、人気、評価がなかったけど、なかなかの佳作。ミュージカル好きには堪能できる映画だった。正編にだけでなく、ミュージカルに対するリスペクトに溢れた映画だったのだ。
アンジェラといえば「美女と野獣」のポット夫人。あの名曲「ビューティー&ビースト」を映画本編で歌ったのはアンジェラ。
