22年映画館で観た86本目「ナイトメア・アリー」 | con-satoのブログ

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 17年の「シェイプ・オブ・ウォーター」でアカデミー賞を制したギレルモ・デル・トロ。彼が30年前(彼にいわせると「まだ痩せてた頃」)から映画化を考えていたという「ナイトメア・アリー」が公開された。ブラッドリー・クーパー、ケイト・ブランシェット、トニ・コレット、ルーニー・マーラという大好きな俳優がこぞって出演している作品。

 クーパー演じるワケありの流れ者が巡回カーニバルにたどり着く。そこで出会ったルーニー・マーラ演じるモリーと読心術のショーで成功する。そのショーに来たのがブランシェット演じる妖しい女。彼は次第にこの女に深入りして、という話。


「ナイトメア・アリー」★★★★☆。いかにもデル・トロらしい美しくも妖しい画面。1947年にタイロン・パワーが主演した映画のリメイクにあたるそう。原作も好きで、オリジナルの映画も好きだったというデル・トロ。彼らしいダークなファンタジー。今作ではクーパーは製作も担当。二人でこの世界観を作っている。そういう意味で監督と俳優が同等の立場で、同じ方向を見て作品作りをしているのが観客にも伝わってくる。悪夢に巻き込まれたような映画。それが、悪夢なのに甘美なのは「シェイプ」と同じデル・トロのマジック。美術、衣装、ヘアメイク、ビジュアルが完璧に美しい。

1947年のオリジナル版。