その名人を演じるのは小日向文世。その妻に風吹ジュン。気難しい職人に小日向はぴったりとハマる。風吹ジュンは、その優しい夫思いの妻。
地元の仲間にマキタスポーツ、岡田将生など。
監督は深川栄洋。今回も丁寧な仕事をして、クオリティの高い職人気質を見せる。
この映画、大泉洋主演の北海道シリーズの3作目なのだそうだが、初めて観た。北海道に、大泉洋、似合い過ぎるぐらい良く似合う。そして、風景の美しさ。これも美し過ぎるぐらい、美しい。しかし、それでいいと思う。
観光映画と見下せば、それまでなのだが、あの「ローマの休日」だって見事な観光映画だった。肝心なのは、その風景と物語が浮ついたものなのか、しっかりフィットしたものなのかということ。この映画はギリギリで、安い観光映画にはなっていない。
職人であることの厳しさや、厳しい環境で生きる大変さはキチンと描いている。そこが職人監督、深川栄洋のいいところ。
本上まなみが大泉洋の妻役で登場。実際に母親でもある彼女の母性を感じさせる表情も、映画を優しくしていた。
舞台になった牧場に行ってみたくなるし、登場する料理の美味しそうなこと!お腹鳴りました。
